鼻せつという症状
鼻せつという症状
高校時代のころだったと思いますが、鼻の穴に腫物みたいなものができてしまいました。その当時は部活などで忙しかったこともあって病院へは行かなかったのです。
しかし、だんだんその腫物が日を増すごとに痛みが出てきて、とうとう病院に行くことにしました。病院で医者に見せたところ、鼻せつであると診断されたのです。鼻せつとは、鼻の穴の中に細菌が入って感染し、その部分が炎症を起こして腫れや痛みを伴わせるものになります。さらに、ひどくなってしまうと、鼻詰まりの原因になったり発熱、頭痛なども症状として現れるんです。私は幸い、まだそこまでひどくなかったので抗生物質の塗り薬を塗ることで治りました。
私が鼻せつになってしまった原因は、鼻毛を抜いたことだったようです。鼻毛を抜いたときに傷を作ってしまって、そこから細菌が入って感染してしまったのでしょう。そんなことでも簡単に感染してしまうので、本当に気を付けなければいけないなと感じます。
鼻せつは人目も気になり、痛みもひどく、たいへんでした
鼻せつに2回ほどかかったことがあります。ずいぶん悩まされました。もともと鼻水が出やすい体質で、鼻をよくかむせいか鼻がヒリヒリして気になり、よく触っていました。爪を立ててしまったこともあります。それが良くなかったようです。
鼻の穴の入り口が化膿して、膿ができて腫れてしまい、痛くてたいへんでした。鼻もつまり、赤くなっているので人目も気になりました。医者に行くと、決して触らないようにと言われ、塗り薬と抗生物質の錠剤を出されました。
その後は快方に向かい、数日で治りましたが、それまでは外出するのにマスクが欠かせず、痛みも続いて食事も味わうどころではなく、結構しんどかったです。そうしたことが2回ほどあり、もうこりごりだからなんとかしようと思いました。自分はどうしても鼻に手をやっていじってしまう習慣があるので、まずそれをなんとかしようと努力しました。かなり気をつけるようになってからは、鼻せつにかからなくて済んでいます。
放置すると危険な鼻せつを発症したら
仕事が忙しいために、疲れていても休むことができません。鼻水も出ますので、しきりに鼻をかんでいました。そのうちに、鼻の穴の入口が傷みはじめました。気になりましたが、そのうち治るだろうと放置していました。すると、だんだん痛みが強くなり、鼻の中が腫れているように見えました。
もしかしたら、重篤な疾患かもしれないと怖くなりましたので、耳鼻咽喉科で診察を受けました。すると、鼻せつと診断されましたから、びっくりしました。そのような疾患があることを知らなかったからです。けれど、鼻せつを放置しておくと、患部が腫れ上がり、手術を受けなければいけない危険性もあるそうです。とても恐ろしくなりましたから、早めに耳鼻咽喉科で治療を受けて本当に良かったと思いました。
炎症を抑える外用薬を処方されましたので、鼻の中を清潔に保ちながら塗るようにしました。また、痛み止めも定期的に飲むようにと渡されました。現在はすっかり完治しましたから、医療機関で診察を受ける重要性がわかりました。
鼻毛のケアをして鼻せつになりました
私はもともと毛深いため、鼻毛が伸びるのも人より早いように感じていました。なので、1週間に1度の頻度で、毛抜きで毛を抜いていました。
1年ほど前、いつものように鼻毛を抜こうと鼻を触ると、痛みを感じました。中を見てみると、赤く炎症を起こしていました。放置しておけばそのうち治ると思い、鼻毛の処理はせずに数日間過ごしましたが、余計に炎症がひどくなっていきました。このままでは、外出できないぐらいに悪化すると思い、病院で診断を受けることにしました。
病院では、鼻せつだと診断され、やはり鼻毛の処理をしていた時にばい菌が入ったようでした。抗生物質と塗り薬が処方され、1週間ほど飲み続けると、痛みも腫れもひいていきました。
鼻せつになって以来、鼻毛の処理は毛抜きを使わずに、刺激の少ないハサミを使うようになりました。また、鼻の頭にたまった角栓を絞り出すのが癖だったのですが、それも鼻せつを引き起こす原因となりうると言われたので、やらないように心がけています。
童心に帰って遊んでいたことによって鼻せつに罹患
70歳を迎えようとしていた時、年甲斐もなく孫と一緒になって河原を走り回っていると、私は足がもつれて転倒しました。鼻を中心とする強烈な痛みと共に、流血している感覚があり、あわてふためく孫を連れて直ぐに帰宅しました。妻に叱られながら消毒してもらった後、鏡で見ると、鼻の穴から上唇にかけて皮が擦り剥けていました。
上唇周辺の傷は徐々に治っている気配がありましたが、鼻の穴の入口付近がいつまでもジュクジュクと膿が溜まっているため、近所の耳鼻咽喉科を受診しました。診察のために鼻の穴を広げられると涙ぐむ程に痛みがあり、鼻鏡での観察の結果、細菌感染による鼻せつと診断されました。切開によって膿を除去する処置が行われ、抗生剤と鎮痛薬、抗生剤入りの軟膏を処方してもらいました。
医師の指示通りに服薬と塗布療法を開始し、3日が経過した頃、疼痛や火照るような感覚が消失しました。更に10日後、鼻をこすったり、鼻水をかんだりすることを気にする必要が無くなり、無事に鼻せつが治ってくれました。