発症時期・初期症状について

最初になったのは、23才の頃です。風邪に近い症状から始まりました。軽い節々の痛みがあって、悪寒もするようになり、数時間後には歩くのもやっとなくらいの全身の筋肉痛のような痛みと高熱が出ました。吐いたりしなかったので、タチの悪い風邪にかかったと思っていました。

発症内容・医師診断について

最初の症状が出たのが、朝8時くらいだったと思います。会社を早退して家に着いてから夕方になるころには起き上がるのもやっとなくらい症状が悪化していました。夜くらいになって、40度近い高熱と下痢で、なんだかおかしいことに気づいて、友人に助けを求めて連絡(一人暮らしだったので)したら、すぐに車で来てくれて、夜中に救急病院へ行きました。    とりあえず診察してもらって、おしりに注射してもらい、便の検査をして30分休んで帰宅。朦朧とした意識の中でしたので、その後はあまり覚えていないのですが、翌日は寝込んでいたと思います。便の検査結果で、風邪でもなく、食あたりでもなく、カンピロバクターという菌がいることがわかり、カンピロバクター食中毒と判明したのです。    聞いたこともない菌の名前でしたし、生ものも食べてないのに、なんだろう??と疑問でいっぱいでした。お医者さんには、最近焼肉屋さんとか外食もしくは自宅で生ものを食べたか、と聞かれました。当時、焼肉屋さんで同様の食中毒が何件か発生していたらしいです。 大変だったのは、飲食店(カフェ)に勤務していたので、当然食中毒が完全に治るまでは出勤できなかったことです。

経過・その後の状況

3日くらいすると楽になっていたと思います。高熱はおしりの注射で翌々日には完全に収まりましたし、筋肉痛もほぼなくなっていました。ただ、食べていなかったので、体力がものすごくなくなったのは感じていました。とにかく、胃に優しい物を選んで少しずつ食べるようにしました。    5日後に再検査を受けにくるように言われていたので、もう一度病院に行き検査してもらったのですが、まだ微量に菌がいたので、もう一度数日分の抗生物質をもらい、また1週間後に再々検査でやっと完治を認められました。完治の診断書をもらってからやっと職場復帰できました。

その後気を付けていること

実はこの病気にその後2回なりました…どうやら、鶏肉に弱いみたいです。生の鶏肉でなくても、焼き鳥でも微妙に生焼けだとすぐに感染してしまいます。なので、極力鶏肉は食べなくなりました。