原因不明の疲労で病院を受診

原因となる疾患が見いだせないのに、からだが疲れやすく激しいだるさが何日も続くということがありました。きちんと休んでいるのに疲労感がとれないため、病院を受診しようとしましたが、何科を受診すればいいのかわかりませんでした。そこでいろいろ調べた結果、精神科を受診しました。 受診した結果わかったことは、「慢性疲労症候群」ということがわかりました。疲労感のほかに、微熱や筋肉痛、睡眠障害がみられることもある病気です。また、物忘れやうつ状態、思考力や集中力の低下など精神面の症状も表れる場合もあるのです。こうした症状が半年以上続いたり、身体的な検査を行っても原因となる病気が見つからない場合に、診断されるのです。うつ病と似ている症状があるため、判別が難しいのですが、うつ病では見られないほどのひどい疲労感が診断の決め手となりました。 この病気は、詳しい原因がわかっていないため治療法もまだ確立されていません。ですが、漢方薬やビタミン剤を服用したり、十分な休養をとることで、症状は少しずつ少しずつ改善されてきました。そして、家族や周囲の理解もとても必要でした。 ただの疲労だからといって放っておくのではなく、何日も続く場合は病院を受診しましょう。何科を受診すればいいのか分からない場合は、病院に聞くこともできますよ。

疲れてる時何科に行けばいいの?

原因は分からないけどなんだか疲労感が取れない、常にだるい…と感じる方は多いのではないでしょうか。特につらくなってきたときや長期間に渡っている時、病院に行こうと思っても何科にいけば良いのか悩んでしまうかもしれません。そんな時、何科を受診すれば良いのか説明していきます。 まず、何か病気なのでは?と感じたら、一般内科で相談してみましょう。その時、お薬手帳は必ず持参してください。薬の副作用によるだるさも考えられるからです。診察を受けるときは、だるさを感じ始めた時期なども重要ですが、だるさ以外の症状についても考えることが大切です。そういえば最近微熱が出る、など思い当たることがあったらきちんと話しましょう。その後検査をしてみて、特定の臓器等に異常が見られた場合、詳しく検査をしていきます。 特に異常が見つからなかったという場合、原因はないが疲れているという慢性疲労症候群が挙げられます。 もしだるさの精神的な原因に思い当たることがあったり、少し気分が沈みがちだという自覚があったりした場合、内科より先に精神科を受診すると良いです。精神的ストレスでもだるいという症状が出るので、思い当たる人はそちらを受診してください。