更年期を明るく乗り切ろう

ある日、雑踏を歩いていた時に突然の動悸や息切れで立っていられないほどのパニックに陥った事がありました。50才になった頃の事ですが、その時はまだ体の衰えなどを感じた事がなかったので、これは何か悪い病気にでもなったのでは、と不安になりました。しばらくベンチなどに腰掛け、深く息を吐いたりして何とか動悸おさめるのですが、度々起こるようになり不安になって病院を受診しました。結果は典型的な更年期の症状との事でしたが、自分では心臓の病気ではないかと、半信半疑になっていました。 そんな日々の中、今度は首の後ろ辺りの異常なほどの発汗で苦しみました。やっぱりこれは立派な更年期障害なのだと、やっと自分自身で納得できました。ローヤルゼリーや健康食品を試しましたが、高額なうえに目立った効果がないようで、しばらくして止めました。自分で試したのは呼吸法で、特に動悸が襲ってきたら心を落ち着けて深呼吸をすることで楽になりました。一度軽減すると、自分に余裕が生まれ大丈夫だと言い聞かせながらパニックを回避する事が出来ました。

更年期の動悸

更年期には様々な症状があると聞いていましたが、私の場合も発汗やほてり、のぼせなどの症状が出始めたのが40歳代後半になってからです。しかし、それらの症状は、間もなく治まり違う症状が出始めました。それは動悸で、テレビを見ているときや、家事をしているときに急に動悸が始まります。激しい運動をしているときとは違って突発的に起こるので不安になり、病院で検査を受けると心臓やその他の内臓関係は全く問題がないのですが、やはり女性ホルモンが少なくなっていて、その為に起こっている症状だということでした。 更年期にはホルモンのバランスが悪くなって、イライラしたり、不安になったり、うつ傾向になったりすることがあると言われましたが、更年期による動悸が更に不安をあおり、悪循環を繰り返す場合があるようです。ホルモンを補う方法もありますが、まず漢方薬を試しましょう、ということで処方してもらいましたが、一ヶ月ほど飲むと頻度が少なくなり、やがて体感する症状は殆ど無くなりました。

更年期障害はいろいろ

私は45歳ごろから生理不順になりはじめ、ちょうどそのころからめまいや動悸がするようになりました。 はじめは「何か病気なのではないかしら」と思い、内科に行きましたがいろいろ検査しても「特に悪いところはない」と言われました。 めまいや動悸がすると、気分も悪くなりその場からしばらく動けなくなってしまい、とても困っていました。しばらく経って「もしかして更年期かもしれない」と思い始め、思い切って婦人科を受診しました。いろいろ検査をしてみると先生に「ホルモン治療をする段階ではないが更年期障害の症状といってもいいかもしれない」と言われ、漢方薬を処方されました。飲み始めてしばらくは症状が良くなりませんでしたが、1ヶ月くらいした頃、めまいや動悸が落ち着いていることに気がつきました。漢方が効いていたのです。 それからは、イライラしたり気分が落ち込むこともありますが、以前よりはずっと楽になり、毎日穏やかに過ごすことができています。

更年期と上手に付き合いをしています

年齢を重ねて今まであまり乱れる事の無かった生理の周期がおかしくなってきていました。生理の日数が少なくなり、ホルモンバランスが崩れて来ていると感じだした頃に、胸が痛んで動悸がする様になりました。そのせいで胸が苦しくて心臓に何か問題でもあるのかと思うほどでしたので、とても心配で循環器科に相談をしに行って検査をして頂いたのですが心臓には異常が見つかりませんでした。 そこでこれは更年期の症状では無いかと感じ婦人科に相談に行って検査をして貰った所、更年期だと診断をされました。早く症状に気がついたのでホルモン補充療法を受ける事になり治療を始めたのですが、ホルモン補充療法を始めて胸が痛んで動悸が激しくなる症状も良くなりましたし、のぼせたりする事も減って来ましたので、辛くて動けなかった時を思えば気持ちが落ち込む事も無く、前向きに生活が送れる様になりました。 更年期を迎えて一人で悩まずに医師と相談しながら上手に対応をして行くのが重要になるのだと感じました。

更年期における症状の対処

私は40代前半から動悸や息切れ、顔のほてり、めまいなどの更年期障害の症状に悩まされてきました。特に動悸は昼夜を問わず、いきなり症状があらわれました。痛みはありませんが、歩いたりするだけでも少し苦しさを感じます。最初に動悸を感じた時には、動揺してしまい救急車を呼ぼうかと悩んだほどで、症状があらわれると家事や育児にも支障が出てしまいます。 まだ閉経前にも関わらず、更年期特有の症状に悩まされることは苦痛でしたので、かかりつけの婦人科にかかり、相談したところ漢方を勧められました。漢方は数種類あるうちから、私の症状に合うものを数カ月単位で試しながら、一番良いものを選びました。幸いにも私の体質に合うものが見つかりました。漢方は、副作用が少なく、値段も安いため生活の中に取り入れやすいものです。薬を飲み始めて数か月で、めまいや顔のほてりなど随分と症状が軽減されました。早目に専門家に相談したことがよい結果を生みました。