原因不明の蕁麻疹

20代後半の頃でした。毎日精力的に仕事をこなし、女性では異例とよばれる出世をしました。部下もでき、ますます仕事に打ち込んでいた頃のことでした。最初はお腹のウエスト部分にぶつぶつができ、何か食べ物で蕁麻疹でも出たかな程度におもっていました。日に日にブツブツは体中に増えていき、かゆみもでてきましたが、仕事が忙しく市販の痒み止めを購入し、そのまま様子をみていました。しかし痒み止めは全く効かず、ブツブツも痒みもひどくなる一方でした。痒みは激しくなり、夜も眠れないほどになり、ようやく病院に行くことにしました。 皮膚科、内科でいろいろ検査をしましたが、診断は原因不明の蕁麻疹で、眠れないことからくる食欲減退、衰弱状態にあるとのことで入院を勧められました。点滴をし、看護師さんに頻繁に強い痒み止めを塗ってもらい、徐々に蕁麻疹は治まってきました。退院するときの先生の説明はストレスからきたのでしょうとのことでした。

蕁麻疹の体験談

つい一年ほど前までひどい蕁麻疹に悩まされていました。前からたまに抵抗力が落ちたり、疲れていたり、眠れないことが続いたりすると、何かのきっかけで蕁麻疹がでてしまうタイプでしたが、一過性のもので長時間悩まされたりしたことはなく、それで病院に行ったこともありませんでした。しかし、産後半年ほど過ぎて、全身に恐ろしいほどの蕁麻疹がではじめました。 娘は母乳で育てていたので、私の食べたものは娘の栄養になるので好きなものを食べることもできず、その上、毎日二、三時間の間隔で夜泣きをされ、また娘の入院で産後すぐ病院と自宅を往復する毎日で、更にそのあとすぐ引越しで義理の両親と同居というストレスになることが一気にあり、限界だったようです。皮膚科で診てもらい薬を飲みながら、無理をしないようにしてきましたが、痒くて眠れないこともしばしばでした。結局義理の両親と別居し、娘も大きくなり夜泣きも少なくなり、ストレスが減ったのか、私が強くなったのか、薬が効いたのかわかりませんが三ヶ月ほどで治りました。今はとても元気です。

眠れないほど辛い蕁麻疹が出た時

私が中学に通っていた頃ストレスが多く、もともと持っていた食物アレルギーやハウスダストがひどくなったと同時に、蕁麻疹の症状が頻繁に出るようになりました。 今まで食べても大して症状のでなかったアレルゲン物質に対して、蕁麻疹がたくさん出たり、お風呂やプールに入った後に全身に症状が現れたり…。蕁麻疹がでるととにかく痒くて仕方がなくなるので辛かったです。起きている間は病院で処方された塗り薬を塗ればすぐ良くのなるのですが、就寝時はかなり厄介です。痒くて掻きむしってしまうし、なかなか眠れないで寝不足になることもしばしばです。寝てる間に出てしまうこともあり、それで途中で起きてしまったりと、症状がひどかったので、病院に相談したところ「眠れないほどなのはひどい」と言われ、普段から食物アレルギー用の薬を飲むようにいわれました。それを飲んだら大分症状が改善されましたが、やはり根本的に症状を出さないようにすることが大事です。私はストレスが原因だったと思うので、ストレスを溜めないように気をつけています。

痒みで眠れませんでした

体調を崩し、しばらく様子を見ていましたが、そろそろ元気になったと思った矢先両腕に違和感を感じ、見てみると小さな蕁麻疹のような発疹が出始めていました。疲れているんだな、体が本調子じゃないんだな、と思いながら過ごしていましたが、夜中から少しずつ痒くなり、翌朝には両腕の肘から手首の間に、びっしりと赤い蕁麻疹が広がっていました。同時に痒みも尋常ではなくなり、ドラッグストアで痒み止めを買い慌てて塗りました。 ところが、痒みはどんどんひどくなり、夕方はご飯をつくるのもやっとで、ずっと手をさすってばかりいました。それでもそのうち治るだろうと思って過ごしていましたが、いざ就寝前になると眠れないのです。痒くて痒くて寒気がして、両腕は熱く熱を持ち始めて全く眠れない状態になり、本当に辛かったです。 朝一番で皮膚科を受診すると、私の想像以上に腫れていたようでステロイド剤と水疱になってしまった蕁麻疹を沈めるお薬で、だいぶ良くなりました。原因は分からなかったですが眠れないことのほうが恐ろしかったです。