不眠症だけがうつではなかった

私は30歳頃に職場で責任のある立場で働いていました。夜勤もある仕事であったため職員が突然休むと、そのまま夜勤に入ることもあり身体も精神的にも疲れていました。 ふと気づくと、人の名前が出てこなかったり物の判断がしづらい状態になっており、毎日昼も夜も眠気が強くぼーっとしてしまうことも多々ありました。きっと、疲れているんだと思いそのまま過ごしていましたが、そのうち食事に偏りも出てきて言葉も思うように出てこなくなりました。休日にはテニスをして気分転換をしていたのですがその友達に、最近おかしいよね、うつじゃない?と言われ、病院を受診しました。 すると、うつ状態になっていると先生に言われ薬を処方してもらいました。私は、うつは引きこもりになり眠れなくなるものだと思っていたけれど、眠気が強くなる症状もあるようです。そして、最近は外には出られる人も増えてきているようです。薬を飲んでからは、驚くほど気持ちが楽になり、言葉もちゃんと出てきて気分が晴れたような感じになりました。

うつ病と闘った日々

私は高校2年生のときから約10年間、うつ病と闘いました。青春真っ盛りの高校生のときに発病したため、青春らしいことはほとんどできずに学生時代を終えてしまいました。 うつ病というのは、夜に寝ようとしても全く眠気を感じられないという不眠があります。この不眠が私は何年も続いていて、何種類もの睡眠薬を服用していました。それでも眠気が全く感じられない日には眠らずに朝を迎えて、昼間に寝るという生活を送っていました。こんな生活を8年間送っていましたが、うつ病から抜け出すきっかけに巡り合えたのです。 それは、病気に理解のある人との出会いでした。怠けて見えてしまいがちな病気なので、病気を受けいれてくれる人との出会いというのは私に大きな力を与えてくれました。その結果少しずつ自分と向き合うことができるようになり、少しずつ症状が緩和していって、完治することができました。1人で悩むことなく、理解のある人との接触はとても大事だと思います。

うつ病を発症してしまいました

私は、仕事を辞めてから家に引きこもる毎日が続いてしまいました。そういった事もあり、昼夜逆転してしまいました。すると、眠気が中々来なくなったりもして不眠症ではないかとも思うほど眠ることができませんでした。病院に行って診察をしてみると、自律神経失調症と診断されました。また、同時にうつ病とも診断されてしまいました。 改善するためにはどうすれば良いかと言う事を聞くと、リハビリが必要だと言う事であったためにしばらくは病院で治療に専念する事となりました。精神安定剤を使用して気分を高揚させ、眠くなる様に眠剤を投与して強制的に眠ると言った治療が続きました。 初めは、治療にもなれず眠気が収まることなく十二時間は平気で寝ていたように思えます。しかし、治療が本格的になってくると体も慣れてきて規則正しい生活を送ることができました。 うつ病も徐々に改善して行き、今では普通に外に出ても問題なく引きこもる生活から卒業しました。