切り傷を早く治すには
切り傷は早く治すべき
以前、ほんの不注意で自転車のチェーンに踵を巻き込んでしまい、大怪我をした事があります。かなりの出血で、神経まで傷つけたか、あるいは何針も縫う事になるかも知れないと覚悟したほどでした。
すぐに医者に行きたかったのですが、間の悪い事に連休で病院は閉まっています。救急へ行く事も考えたのですが、出血も治まってきたので少し様子を見る事にしました。ただ心配なので、どういう手当てをすれば良いのか、家族が知り合いの看護師に教えてもらった所、その内容は少々驚きのものでした。何でも、切り傷を早く治すにはラップ療法というのがあり、傷口は消毒せずよく洗い、ラップで巻いて保湿すると言うのです。そして大切なのは、絶対に傷を乾燥させてはいけない、かさぶたを作ってはいけないという事でした。
とにかく、言われたように切り傷の患部にラップを使って、連休が終わるまで乾燥させないようにしました。その後、外科で診てもらうと、この処置は大正解だと褒められたのです。そのため悪化するのを防げたらしく、傷も縫わずに済みました。
切り傷を早く治すには
私は仕事で大量の書類や冊子を日常的に扱うため、手や指などに切り傷が絶えません。人によっては指サックやゴム手袋などを着けて作業していますが、私はアレルギー体質のためそういったものは使えず、ひたすら怪我をしないように気をつける毎日でした。ですがどんなに気を付けていても週に一度は必ず新しい傷ができてしまいます。
悩んでいたところ、私と同じくアレルギー体質の同僚から、馬油を薦められました。聞けば、馬油は古くから切り傷ややけどなど皮膚の民間治療に使われてきたものだと言います。人間の皮脂と組成が似ているため肌になじみやすく、皮膚の深くまで浸透して血行を促すため傷の治りが早いのだそうです。そこでさっそく私もドラッグストアで馬油を購入し使ってみました。すると、確かに傷の治りが早いのです。また、天然のものなので敏感肌の私でもストレスなく、しかも全身に使用できる点も気に入りました。今では私も人に「傷を早く治すには馬油がいいよ」と薦めているほどです。
切り傷を早く治す事が必要になり
もう直ぐ結婚式を迎えるというのに、手元に切り傷が出来てしまった時には本当に焦りました。思い出の一枚となる写真にも傷が写ってしまう可能性を考えると、早く治す方法を探さなければと色んな情報収集をしたものです。幸いにも傷が出来て間もないタイミングでしたから、医師と相談をする事によって湿潤療法を受けさせてもらえました。
湿潤療法というのは傷口を乾燥させない様にするもので、そうする事で傷を治癒する為に必要な滲出液の効果を保つ事が出来ます。今までの自分であれば傷口が湿っていると思うと、その湿気から雑菌が繁殖する可能性を考えて直ぐに拭き取ってしまっていたはずです。
しかし医師と相談をして始めた湿潤療法ですから、効果を信じて傷口が治るのを待ち続けられました。その時に余計な事をしなかったからこそ、結婚式までに傷口が綺麗に治ってくれたのだと思います。お陰様で結婚式で写真撮影をする時にも、手元を隠す必要も無くて良い写真が撮れてくれました。