私が生理不順だったなんて

私は生理前や排卵日前後の腹痛や吐き気に悩んでおり、婦人科で診ていただくことにしました。基礎体温を付けていたので先生に見せると、生理不順気味であることを指摘されました。確かに生理周期は20日~35日でまちまちでしたが、止まっているわけではなかったので生理不順だとは思っていませんでした。 先生からは生理周期を整え、腹痛や吐き気を和らげるために低用量ピルを勧められました。ピルは副作用もあると聞いていたので少し不安がありましたが、卵巣の負担を軽減できるとのことだったので、ピルを処方していただきました。ピルは毎日決まった時間に服用しなければならないため、飲み忘れないよう気をつけて過ごしました。飲み始めてから最初の生理はとても軽く、今までの辛さが嘘のように和らぎました。そして生理周期も28日きっかりとなりました。現在は服用をやめていますが、以前よりは生理周期のバラつきが少なくなったと思います。婦人科は行くのに勇気がいるけれど、生理に関することなど気になることがあれば相談してみるといいと思います。

生理不順は立派な病気

生理不順を抱えている女性は多いと思いますが、あまり重要視していない人が大半ではないでしょうか。特に高校生から20代前半の若い女性は生理が煩わしいと感じ、不順でも気にならないと思います。私もその一人でしたが、結婚を機に生理がちゃんと来ない状態を放っておいたことを心から後悔しました。 結婚してなかなか子供が出来ず、婦人科で診察を受けたところ、先生に「生理は毎月来ますか?」と聞かれたときドキッとしました。検査の結果、排卵障害があることが発覚し治療を行わなければ自然に妊娠することは無いといわれました。 たかが生理不順と軽く見ていた私は、結婚して初めて婦人科を受診しそこで大きな壁にぶち当たったのです。愛する人との子供を産めないかもしれないという不安はとても重くのしかかりました。 現在も不妊治療を行っていますが、まだ子供はいません。生理不順がある女性は、自分の将来のためにもぜひ婦人科で検査を受けてほしいと思います。

生理不順になったときの対処

学生のときから生理が定期的に来なくて、2,3ヶ月に一度だったりしていました。社会人になりさすがに生理不順が続いていると結婚しても子供を生むことができないかもしれないと不安になり、婦人科へ受診しました。 婦人科選びも慎重に選びました。いざ、病院へ受診すると問診票を記入しないといけないので生理不順で期間がどれくらいか、出血量などの症状も記載しました。診察では、女の先生だったこともあり安心して症状について話すことができました。先生は、生理不順になる原因や治療方法についてわかりやすく話してくれました。生理がくるように薬を処方してもらいました。他にも食事面や日常生活でのストレスの有無、生理が来たときには定期的に記載するように指導もされました。通院するようになって1年ちょっとで生理も順調に月に一度くるようになってきましたし、出血量などの症状も異常がありません。勇気をだして病院へ行ってよかったと思っています。

婦人科生理不順

生理不順は規則正しく生理が来ないというものですと婦人科医から説明を受けました後、内診・経膣超音波検査(膣から超音波の機械を入れて子宮や卵巣の形を写す検査で、2から3分で終了)、ホルモンの血液検査(血液中のエストラジオール、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモン、プロラクチン)をしました。 婦人科医に指定された予約日に行きましたら、経膣超音波検査、ホルモンの血液検査の結果が出ていました。プロラクチンが高値だったので、婦人医が脳神経外科医に紹介しました。脳神経外科で造影剤入りのMRIをしましたら、下垂体にプロラクチン産生下垂体腺腫が発見されました。プロラクチン産生下垂体腺腫の治療は、経鼻的内視鏡手術、薬物治療がありますが、現在では両耳半盲などが見られない場合は薬物治療が主流になっていますと説明を受けました。薬物療法は、婦人科医による治療をですれば、プロラクチンが下がり、生理不順は治り、出産もできますと言われました。