食中毒の診断について

学生時代の友達に誘われて久しぶりの女子会に参加したんです。お店は友達が探して来てくれた素敵な居酒屋でした。ワイワイ盛り上がって魚介類も沢山食べて帰って来たのですが、帰宅してから数時間後に気分が悪くなりトイレに駆け込んだんです。嘔吐と下痢の症状が酷かったのと腹部が段々と痛みだしたので、家族に救急外来に連れて行ってもらい診断を受けました。病院では問診を受けてから腹部の触診等が行なわれ、先生に外食で貝を生で食べたことを思い出したので、その事を先生に説明すると食中毒ではとの診断結果でした。 食中毒は加熱が不十分な時や体調があまり良くない場合等にきつく症状が出てしまう場合もあると説明を受けました。早めに病院を受診したので事前に下痢止めを飲むことはしませんでしたが、知らずに飲んでしまった場合には体内に毒が残ってしまい危ない場合もあると教えてもらいました。初めての辛い症状でビックリしてしまいましたが、早めに病院に行って良かったです。

食中毒と診断されなかった。

私が、高校生のとき、クラスの友だち数人と焼き肉を食べに行きました。後日、クラスで発熱で休む人が増えていき、私も発熱をし、腹痛と下痢があったので、病院に行くと、「ただの風邪でしょう」と言われ、薬を処方してもらい、飲んでいるうちにすぐに治りました。学校に行くと、やはり何人かの子がまだ発熱で休んでおり、風邪が流行りだしたと思っていました。しかし、そのメンバーを見てみると、数日前に一緒に焼き肉に行った子たちでした。寒かったから風邪をひいたと、みんな思っていました。最後まで休んでいた子が登校すると、「病院で食中毒と診断された。焼き肉で食べるお箸で生の肉を触ったのかもしれない」ということを言いました。それを聞いて、ほかの子たちもみんな下痢などの症状があったことが分かりました。しっかりと食中毒の診断を受けたのは、8人中一人だけでした。 症状が軽く収まったので良かったですが、気づかれないことも多いので怖いなと思いました。

食中毒の診断を受けたら「水分補給」

嘔吐や下痢等の「食中毒」の症状が出て、病院を受診した際、脱水症状に近い状態でしたので、点滴を打つ事になりました。抗生物質が効かないとの事で、特別な薬はなく「二次感染」を防ぐ為にも自宅で安静にしている様に、との診断を受けました。食中毒は、2~3日すればおさまる症状から、重症化するものまで様々です。症状が激しい場合や長引く場合には、脱水症状を引き起こすと危険ですので、早めに病院を受診される事をお薦めします。 診断の際には、「吐き気止め」と「整腸剤」を処方されましたが、自宅での水分補給も大切です。食事をとる事ができなかったので、水分だけでも、少しずつ摂取するように心掛けました。家族に二次感染しない様に、共同で使用するタオル等は分け、嘔吐物の処理の際には、ビニール袋やビニール手袋、マスクや「塩素系洗剤」等が活躍しました。症状が落ち着いたら、少しずつ消化の良い物から、摂取するようにすると、胃への負担も少なくて済みます。