2日後に来た食中毒

カンピロバクターという菌の食中毒にかかった時の話です。 私は過去2回カンピロバクターにかかりましたが、この菌は潜伏期間が2~3日という少し長い時間かかります。なので、最初食中毒と言われた時はどの食べ物が原因なのか自分では見当がつきませんでした。私は食べてすぐ症状が出るものだと思っていたのですが、原因菌によって潜伏期間は異なるようです。 カンピロバクターは、鶏肉に含まれていると医師の方から聞いて初めて原因が分かりました。 1回目は焼き鳥を食べた2日後、2回目は鶏肉の刺身を食べた2日後に高熱と嘔吐下痢という症状が起こりました。 どちらも2日間という潜伏期間がありました。 抗生物質を飲めば治るのですが、高熱や嘔吐下痢かいきなり激しく来るため、3回目かかるのが怖く、それ以降は鶏肉を食べるときは充分に加熱されていることを確認してからでないと食べないようにしています。夏場が近くなると食中毒は増えるそうなので、もうならないよう、生物には十分に気をつけようと思いました。

潜伏期間は人それぞれ

私は牡蠣にあたって食中毒になったことがあります。帰省中に食べた牡蠣が原因で、24時間程の潜伏期間を経て一人暮らし先で発症して腹痛と高熱にうなされました。帰省先から戻る途中の電車内でもし発症していたらと考えるとぞっとしました。少しましになった頃合いを見計らって、熱がある中必死に電車に乗り病院に駆け込むと、案の定食中毒だと診断されました。ただ、同じ場所で牡蠣を食べた友人はその日元気にゴルフコースを回っていて、とても具合が悪くなるようには思えませんでした。しかし36時間程経ってから発症したとの連絡が入り、潜伏期間は人によって違うのだと実感しました。 ですので、同じ時間に同じものを食べた人が発症してないからといって油断はできません。まずは食中毒の危険のある食べ物は極力避けるのが第一ですが、潜伏期間はウイルスによっても人によっても異なるということを知っておく必要があります。その知識があると前もって準備ができることでしょう。

数時間後にやってくる食中毒

友達と居酒屋で焼き蛤を食べた日の夜中、私は救急車に乗るはめになってしまいました。 その日の夜、さて寝るかと思った瞬間、急激な吐き気と下痢を催しました。これまでに感じたことのない激しい痛みで、冷や汗が次から次へと滴り落ちてきて、うずくまっている床が汗でびしょ濡れ状態になってしまいました。 運ばれた救急病院ではすぐに食中毒を疑われ、看護師にその日食べたものとその時間を詳しく尋ねられました。そうこうしているうちに今度は体中に蕁麻疹があらわれ、その様子を見た医師からは「貝系の食中毒の典型的な症状ですね」と言われました。 私はそのまま入院となり点滴を受けました。その時初めて知ったことですが、食中毒はすぐには症状が出ないものらしいです。潜伏期間があって、貝なら大体7、8時間だそうです。食べ物によって潜伏期間は異なってくるようで、個人差もありますが、1週間という極端な例もあって原因食品を特定するのが難しいケースもあるそうです。