なんだか気が付いたら背中が痛い、なんてことありませんか?寝違えや運動後の筋肉痛、肩こりなどが原因のこともありますが、内臓疾患の可能性もあります。
今回は背中の痛みがある場合の5つの要因を取り上げます。
□背中の痛みには筋肉の炎症等と内臓疾患がある
□痛む場所によって病気が類推されることがある
□医療機関を受診することが大事である
「筋肉痛ってなに?」なんて言う人は多分いらっしゃらないと思いますが、過度の運動や筋トレなどによって筋肉を酷使し過ぎると、筋線維が断裂して内出血を起こします。
そのひどい症状が肉離れで、要するに筋肉痛とはケガをしている状態です。
筋肉痛の症状は当たり前ですが「痛い」ということです。特に動かした時の痛みが顕著で、場合によっては動作に困難を伴うこともあります。
特に背中の筋肉痛は治りにくいので、運動やトレーニングのやりすぎには要注意です。また、背筋は傷めやすい場所でもあるので、背筋のトレーニングは正しい方法で行いましょう。
肩こりと言うと、肩がこるというイメージがありますが、実は僧帽筋など筋紡錘が発達している部分のコリは大したことがありません。それよりも首や肩甲骨周りの小さい筋肉の方のコリの方が重大です。
肩こりの原因は、デスクワークだとか過労だとか睡眠不足だとか言われますが、それらはリスクファクター(危険因子)とでも言うべきものであって、原因を一言でいうなら「血行不良」です。
血液の循環が悪くなったところは栄養状態が低下し、不具合が生じることとなります。なぜなら、血液が酸素や栄養を全身に送っているからです。
肩こりの症状としては、首や肩、背中の不快感やコリ感、可動域の減少や動作に対しての痛み、呼吸が浅くなることにより睡眠が浅くなる、胃腸の機能の低下、頭痛などさまざまです。
肝臓が沈黙の臓器などと言われるのに対し、すい臓は「暗黒の臓器」などとオソロシイ異名がついています。
急性すい炎も慢性すい炎も、その主要な原因はお酒の飲み過ぎだと言われています。その他の原因としては胆石が挙げられています。
男性の場合はアルコールが1番の原因になっていて、女性の場合は胆石が一番の原因となっています。お酒と言うと肝臓をイメージしますが、肝臓には再生機能があります。
しかし、すい臓にはそのような再生機能がないため、より注意が必要です。
急性すい炎の場合には激しい痛みが見られますが、慢性すい炎の場合は、腹部に鈍い痛みが持続するといった特徴があります。
また、急性すい炎の場合には他にも、食欲不振や発熱、吐き気やおう吐、腹部膨満感もみられるということです。
尿は腎臓で作られて、尿管、膀胱をへて尿道に至ります。そのため、尿路結石は腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石に分類されています。
結石は、なんらかの原因で尿中のミネラルが有機物質を巻きこんで結晶化することによって出来ます。
尿路結石の原因については、現代医学をもってしてもハッキリとしたことが分かっていないのが現状です。
排尿の回数が少なかったり、おしっこの量自体が少ないことが原因と言われたり、カロリーの高いものや脂っこいものを好んで食べることや、また、好き嫌いが多いなど偏食が原因と言われることもあります。
また、尿路感染症や痛風などの尿酸代謝異常、尿管狭窄や前立腺肥大などの尿路通過障害などの病気によるとされることもあります。
筋違えなんていうものもありますが、基本的には寝違えと一緒です。
寝違えの原因は肩こり同様、血行不良です。リスクファクターとしては、お酒の飲みすぎや過労、ストレスなどが挙げられます。
寝違えの症状は、動かした時の痛みの他に、炎症部位の自発痛や腫れ、熱感などが見られることがあります。
筋肉通もケガですから、整骨院などで見てもらうことが可能です。痛みがあると日常の動作にも支障が出ますので、早めに解決して下さいね。
(監修:Doctors Me 医師)
今回は背中の痛みがある場合の5つの要因を取り上げます。
要チェック項目
□背中の痛みには筋肉の炎症等と内臓疾患がある
□痛む場所によって病気が類推されることがある
□医療機関を受診することが大事である
背中の痛みから考えられる要因:筋肉痛
「筋肉痛ってなに?」なんて言う人は多分いらっしゃらないと思いますが、過度の運動や筋トレなどによって筋肉を酷使し過ぎると、筋線維が断裂して内出血を起こします。
そのひどい症状が肉離れで、要するに筋肉痛とはケガをしている状態です。
症状
筋肉痛の症状は当たり前ですが「痛い」ということです。特に動かした時の痛みが顕著で、場合によっては動作に困難を伴うこともあります。
特に背中の筋肉痛は治りにくいので、運動やトレーニングのやりすぎには要注意です。また、背筋は傷めやすい場所でもあるので、背筋のトレーニングは正しい方法で行いましょう。
背中の痛みから考えられる要因:肩こり
肩こりと言うと、肩がこるというイメージがありますが、実は僧帽筋など筋紡錘が発達している部分のコリは大したことがありません。それよりも首や肩甲骨周りの小さい筋肉の方のコリの方が重大です。
原因
肩こりの原因は、デスクワークだとか過労だとか睡眠不足だとか言われますが、それらはリスクファクター(危険因子)とでも言うべきものであって、原因を一言でいうなら「血行不良」です。
血液の循環が悪くなったところは栄養状態が低下し、不具合が生じることとなります。なぜなら、血液が酸素や栄養を全身に送っているからです。
症状
肩こりの症状としては、首や肩、背中の不快感やコリ感、可動域の減少や動作に対しての痛み、呼吸が浅くなることにより睡眠が浅くなる、胃腸の機能の低下、頭痛などさまざまです。
背中の痛みから考えられる要因:すい臓疾患
最近、タレントさんがすい炎などを患って、復帰してみたらずいぶん痩せていて驚いたりすることがありますが、特に急性すい炎を発症した場合、みぞおちから背中にかけて「猛烈な痛み」が現れることが知られています。肝臓が沈黙の臓器などと言われるのに対し、すい臓は「暗黒の臓器」などとオソロシイ異名がついています。
原因
急性すい炎も慢性すい炎も、その主要な原因はお酒の飲み過ぎだと言われています。その他の原因としては胆石が挙げられています。
男性の場合はアルコールが1番の原因になっていて、女性の場合は胆石が一番の原因となっています。お酒と言うと肝臓をイメージしますが、肝臓には再生機能があります。
しかし、すい臓にはそのような再生機能がないため、より注意が必要です。
症状
急性すい炎の場合には激しい痛みが見られますが、慢性すい炎の場合は、腹部に鈍い痛みが持続するといった特徴があります。
また、急性すい炎の場合には他にも、食欲不振や発熱、吐き気やおう吐、腹部膨満感もみられるということです。
背中の痛みから考えられる要因:尿路結石
尿路結石というと、尿道に石が詰まることを想像しがちですが、実際には、尿路(尿が通って行く道筋)に結石が詰まってしまう病気のことをいいます。尿は腎臓で作られて、尿管、膀胱をへて尿道に至ります。そのため、尿路結石は腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石に分類されています。
結石は、なんらかの原因で尿中のミネラルが有機物質を巻きこんで結晶化することによって出来ます。
原因
尿路結石の原因については、現代医学をもってしてもハッキリとしたことが分かっていないのが現状です。
排尿の回数が少なかったり、おしっこの量自体が少ないことが原因と言われたり、カロリーの高いものや脂っこいものを好んで食べることや、また、好き嫌いが多いなど偏食が原因と言われることもあります。
また、尿路感染症や痛風などの尿酸代謝異常、尿管狭窄や前立腺肥大などの尿路通過障害などの病気によるとされることもあります。
背中の痛みから考えられる要因:寝違え
寝違えは、なんらかの原因によって収縮した筋肉が、急激な外力によって引っ張られたり、また、無理な姿勢を長時間強いられたりすることによって起こる、筋線維の炎症です。筋違えなんていうものもありますが、基本的には寝違えと一緒です。
原因
寝違えの原因は肩こり同様、血行不良です。リスクファクターとしては、お酒の飲みすぎや過労、ストレスなどが挙げられます。
症状
寝違えの症状は、動かした時の痛みの他に、炎症部位の自発痛や腫れ、熱感などが見られることがあります。
背中の痛みがある時は病院に行こう!
明らかに原因があって背中に痛みがある時はともかく、原因が分からない場合や痛みがひどい場合には、病院で見てもらいましょう。筋肉通もケガですから、整骨院などで見てもらうことが可能です。痛みがあると日常の動作にも支障が出ますので、早めに解決して下さいね。
(監修:Doctors Me 医師)