腕や足、首などに違和感があると思って確認すると虫に刺されていた。
ということは、日常生活においてよくありますよね。我慢できずに掻いてしまうと、症状が悪化したり跡が残ってしまったりします。
今回は、そんな虫刺されの種類についてご紹介します。
□虫刺されには主にかゆみと痛みの症状がある
□刺された虫の種類を把握しておくこと
□ハチの場合は必ず病院へ行くこと
ですが、刺された虫によって症状が痛みを伴う事もあり、いろいろ症状が違います。
最も多い症状です。虫に刺されてかゆくなる原因としては、虫が刺す際に痛みを感じさせない物質を体内に入れることにより、その物質がアレルギー反応としてかゆみを発生させます。
アレルギー反応ですので、かゆくならない人もいるなど個人差があります。
痛みとかゆみを伴う虫刺されの場合、最初はかゆみを感じるのですが、徐々に痛みへと変化をしていきます。また、異常にかゆく、掻きすぎたりすると肌を傷つけてしまい、痛くなることがあります。
最初から痛みを伴う場合は、虫による毒針に刺されてしまうほか、咬むことにより肌を傷つけてくる虫がいます、刺すよりも噛む方がダメージの範囲が広いので痛くなりやすいです。
夏場に多く被害を受けるのが蚊です。主に産卵を行うメスが人の血を吸いにやってきます。水のあるところに多く生息しており、溝のような淀んだ水を好みます。
かゆみを伴うだけではなく、デング熱などの媒介にもなっているため注意が必要です。
ダニは梅雨の時期に活発になり、人に影響を与えるのはほとんどがイエダニです。非常に小さな虫で、肉眼で見つけることは難しいです。
皮膚にかみついて、1週間以上血を吸い続けることがあります。かゆみが強いため、掻きすぎて炎症を起こすことがあります。
ここまで紹介した、蚊やダニと少し違うのが、毛虫や蛾です。これらの虫は、刺すというよりも、体表についた毒性の毛が肌に刺さることによってかゆみを伴うようになります。
種類によって毒性は異なり、毒性が強い場合は痛みを伴う事があります。
山の中に生息している虫です。蚊は針を刺して血を吸いますが、ブヨは皮膚をかみちぎり、流れてきた血を吸います。噛まれた瞬間はちくっとする程度ですが、数時間経過すると強いかゆみと痛みを伴います。
アブは人を狙って血を吸いに来ることはなく、主に牛や馬などから血を吸います。ただ、周囲にそれらの動物がいない場合、人に対して吸血行動を起こします。
ブヨ同様に、皮膚を噛んで吸血します。ブヨはちくっとした痛みでしたが、アブは激痛の後にすぐ強いかゆみを生じます。
イエダニと違い、マダニは山間部で生活しています。野生生物に寄生していますが、人にも寄生します。刺されている間は痛みがないのですが、吸血によりサイズが膨れたところで刺されていることに気が付きます。
無理に剥がすと、刺している口の部分が皮膚に残ってしまうので注意しましょう。
ご存知の通り、ハチのお尻には毒針があります。ミツバチなどは、一度刺すとミツバチ自体が死にますが、アシナガバチやスズメバチは、何度でも刺してきます。
初めて刺された場合は、1日の間痛みを発症させます。2回目以降刺されると、抗体のアレルギー反応により、最悪の場合命の危険にさらされます。
家の周りや公園で生息しているアリには危険性はありませんが、山間部に住む大型のありは、咬んだり毒針を持っている有りがいます。
ムカデは、石の下や落ち葉の陰で生活しています。基本的には昆虫を食べて暮らしているので、人に直接危害を加えるわけではありません。ただ、時にかまれることがあり、咬まれると激痛が走り、赤く腫れあがります。
かゆみや痛みを伴うほとんどの虫刺されの場合、市販の薬で対応することができます。
虫刺されに聞く成分としては、抗ヒスタミン、ステロイド成分を含む塗り薬を使用することで、かゆみと痛みを緩和してくれます。蚊・ダニ・毛虫・蛾・ブヨ・アブ・アリ・ムカデ
マダニは、吸血をどんどん行い、目に見えやすいサイズまで膨らみます。マダニに気づいた場合は、自分で除去せずにそのままの状態で皮膚科に行きましょう。
皮膚科で手術により、皮膚下にハリと口が残らないように除去してもらいましょう。その後は、市販薬と同じ、抗ヒスタミン剤とステロイド製粉を含んだ薬を処方されます。
ハチに刺された場合は、1回目であろうとも病院で処置をしてもらいましょう。毒を少しでも吸い出してくれますので、痛みを緩和させることができます。
もし、刺されるのが2回目であり、気分が悪くなった場合は救急車を呼んですぐに対応してもらうようにしてください。
跡が残ることもありますので、適切に処置をしましょう。
また、ハチなどの痛みが激しい場合は皮膚科で毒抜きをしてもらう必要がありますので、必ず病院に行って処置をしてもらいましょう。
(監修:Doctors Me 医師)
ということは、日常生活においてよくありますよね。我慢できずに掻いてしまうと、症状が悪化したり跡が残ってしまったりします。
今回は、そんな虫刺されの種類についてご紹介します。
要チェック項目
□虫刺されには主にかゆみと痛みの症状がある
□刺された虫の種類を把握しておくこと
□ハチの場合は必ず病院へ行くこと
虫刺されにもいろいろある
虫刺されというのは、そんなに珍しいトラブルではありません。身近に多い虫刺されとしてはかゆみを伴うものが多く、気づいた時には既に刺されていてかゆくなって初めて気が付くことが多いです。ですが、刺された虫によって症状が痛みを伴う事もあり、いろいろ症状が違います。
かゆみを伴う虫刺され
最も多い症状です。虫に刺されてかゆくなる原因としては、虫が刺す際に痛みを感じさせない物質を体内に入れることにより、その物質がアレルギー反応としてかゆみを発生させます。
アレルギー反応ですので、かゆくならない人もいるなど個人差があります。
痛みとかゆみを伴う虫刺され
痛みとかゆみを伴う虫刺されの場合、最初はかゆみを感じるのですが、徐々に痛みへと変化をしていきます。また、異常にかゆく、掻きすぎたりすると肌を傷つけてしまい、痛くなることがあります。
痛みを伴う虫刺され
最初から痛みを伴う場合は、虫による毒針に刺されてしまうほか、咬むことにより肌を傷つけてくる虫がいます、刺すよりも噛む方がダメージの範囲が広いので痛くなりやすいです。
かゆくなる虫刺され
かゆみを伴う虫というのは、主に次のような虫によるものが多いです。蚊
夏場に多く被害を受けるのが蚊です。主に産卵を行うメスが人の血を吸いにやってきます。水のあるところに多く生息しており、溝のような淀んだ水を好みます。
かゆみを伴うだけではなく、デング熱などの媒介にもなっているため注意が必要です。
ダニ
ダニは梅雨の時期に活発になり、人に影響を与えるのはほとんどがイエダニです。非常に小さな虫で、肉眼で見つけることは難しいです。
皮膚にかみついて、1週間以上血を吸い続けることがあります。かゆみが強いため、掻きすぎて炎症を起こすことがあります。
毛虫・蛾
ここまで紹介した、蚊やダニと少し違うのが、毛虫や蛾です。これらの虫は、刺すというよりも、体表についた毒性の毛が肌に刺さることによってかゆみを伴うようになります。
種類によって毒性は異なり、毒性が強い場合は痛みを伴う事があります。
痛くてかゆい虫刺され
虫の中には、かゆみとともに痛みを発生させる虫がいます。ブヨ
山の中に生息している虫です。蚊は針を刺して血を吸いますが、ブヨは皮膚をかみちぎり、流れてきた血を吸います。噛まれた瞬間はちくっとする程度ですが、数時間経過すると強いかゆみと痛みを伴います。
アブ
アブは人を狙って血を吸いに来ることはなく、主に牛や馬などから血を吸います。ただ、周囲にそれらの動物がいない場合、人に対して吸血行動を起こします。
ブヨ同様に、皮膚を噛んで吸血します。ブヨはちくっとした痛みでしたが、アブは激痛の後にすぐ強いかゆみを生じます。
マダニ
イエダニと違い、マダニは山間部で生活しています。野生生物に寄生していますが、人にも寄生します。刺されている間は痛みがないのですが、吸血によりサイズが膨れたところで刺されていることに気が付きます。
無理に剥がすと、刺している口の部分が皮膚に残ってしまうので注意しましょう。
とにかく痛い虫刺され
かゆみがなく、痛みだけを伴う虫は次のような虫です。ハチ
ご存知の通り、ハチのお尻には毒針があります。ミツバチなどは、一度刺すとミツバチ自体が死にますが、アシナガバチやスズメバチは、何度でも刺してきます。
初めて刺された場合は、1日の間痛みを発症させます。2回目以降刺されると、抗体のアレルギー反応により、最悪の場合命の危険にさらされます。
アリ
家の周りや公園で生息しているアリには危険性はありませんが、山間部に住む大型のありは、咬んだり毒針を持っている有りがいます。
ムカデ
ムカデは、石の下や落ち葉の陰で生活しています。基本的には昆虫を食べて暮らしているので、人に直接危害を加えるわけではありません。ただ、時にかまれることがあり、咬まれると激痛が走り、赤く腫れあがります。
虫に刺されたらどうすればよいか?
虫に刺された場合は、どのような虫に刺されたのか確認する必要があります。虫によって対処法が変わりますので、誤った対処をするとまったく効果がないことがあるのです。ほとんどの虫刺され
かゆみや痛みを伴うほとんどの虫刺されの場合、市販の薬で対応することができます。
虫刺されに聞く成分としては、抗ヒスタミン、ステロイド成分を含む塗り薬を使用することで、かゆみと痛みを緩和してくれます。蚊・ダニ・毛虫・蛾・ブヨ・アブ・アリ・ムカデ
マダニに刺された場合
マダニは、吸血をどんどん行い、目に見えやすいサイズまで膨らみます。マダニに気づいた場合は、自分で除去せずにそのままの状態で皮膚科に行きましょう。
皮膚科で手術により、皮膚下にハリと口が残らないように除去してもらいましょう。その後は、市販薬と同じ、抗ヒスタミン剤とステロイド製粉を含んだ薬を処方されます。
ハチに刺された場合
ハチに刺された場合は、1回目であろうとも病院で処置をしてもらいましょう。毒を少しでも吸い出してくれますので、痛みを緩和させることができます。
もし、刺されるのが2回目であり、気分が悪くなった場合は救急車を呼んですぐに対応してもらうようにしてください。
虫刺されの症状を理解しておこう
虫刺されは、放っておいても回復するものですが、掻きむしることで細菌による炎症などの二次感染を引き起こします。跡が残ることもありますので、適切に処置をしましょう。
また、ハチなどの痛みが激しい場合は皮膚科で毒抜きをしてもらう必要がありますので、必ず病院に行って処置をしてもらいましょう。
(監修:Doctors Me 医師)