子宮外妊娠しきゅうがいにんしん

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女性の病気と妊娠・出産
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医師監修

子宮外妊娠とは

子宮外妊娠とは、妊娠した際に本来着床すべき子宮内膜以外の場所に受精卵が着床してしまう状態のことを言います。子宮外妊娠のほとんどは、卵管妊娠であり、早急な診断および治療が必要になります。

子宮外妊娠の症状

子宮外妊娠には、初期症状がほとんどない場合が多くあります。通常の妊娠と同じく、症状が現れにくいことが特長です。胸の張りや生理の遅れ、まれにつわりを感じることもありますが、妊娠していることに気づかないケースがあります。

妊娠4カ月を迎える頃に、不正出血や下腹部の腹痛によって子宮外妊娠であることがわかることが多いです。胎児は育つことができないので、そのまま流産してしまいます。怖いのは、卵管破裂による出血を起こすと、死に至る場合もあることです。生理が遅れていると思ったら、早いうちに専門医の診断を受けることが必要です。

子宮外妊娠の原因

子宮外妊娠の原因として考えられるのは、妊娠する前に感染症にかかっていることです。クラミジア感染症や淋菌などの、性感染症が原因となる場合もあります。性感染症にかかることで、卵管炎を併発し受精卵が子宮内に着床することができなくなるからです。
  
また、虫垂炎や腹膜炎、骨盤内感染も原因として挙げられます。下腹部の手術を経験している場合は、特に注意が必要です。さらには、中絶手術を頻繁に繰り返している場合も、子宮外妊娠の確立が高くなります。女性特有の疾患である、子宮内膜症も原因のひとつと考えられています。

子宮外妊娠の治療法

子宮外妊娠は、原因となる感染症などの予防や治療を事前に行うことが大切です。効果的な予防策としては、妊娠する前に「子宮卵管造影検査」を受けると良いでしょう。この検査では、卵管の閉塞の有無や子宮の状態を知ることができます。
 
万が一、異常が見つかった場合は、適切な治療を受けて正常な妊娠に備えることができます。現在の医療技術においては、早期に診断することができるようになっています。早期に診断を受けて適切な治療を受けることが妊娠に備える最適な方法といえます。
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