尋常性乾癬じんじょうせいかんせん

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皮膚の病気
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医師監修

尋常性乾癬とは

乾癬は、赤くなった皮膚が盛り上がり、その中央部に鱗屑(りんせつ)とよばれるやや光沢のある銀白色の皮膚が付着し、表面がフケのようにポロポロはがれ落ちる皮膚疾患です。尋常性乾癬は乾癬の中でも最もよく見られる症状で、日本では1000人に1人程度が発症するとされています。

尋常性乾癬の症状

尋常性乾癬は、頭部や肘・膝など刺激を受けやすい部位に多く発生しますが、臀部など体幹にも見られます。大きさや数、形はさまざまで、約半数の患者さんが痒みをうったえています。多発したり、発疹が集まって大きな病変を作ったりすることもありますが、通常、症状が内臓まで及ぶことはありません。女性より男性に多く、青壮年期に発症し、良くなったり悪くなったりを繰り替えしながら長く経過をたどるケースが多く見受けられます。
人にうつることはありませんが、見た目に明らかな皮膚疾患であるため伝染すると誤解されることも多く、周囲が正しい知識を持つことが必要になります。

尋常性乾癬の原因

尋常性乾癬の原因はまだはっきりしていませんが、遺伝的要因や感染症、薬剤等の関与も考えられていますがはっきりしたことは分かっていません。
食生活の乱れやストレス、薬剤や気候の変化で症状が重くなる事例もあり、遺伝的素因に加えて環境因子も要因であると考えられています。
戦後に患者数が増えたことから、食生活の欧米化も原因の一つとされています。
細菌やウイルスによる疾患ではないため、感染することはありません。

尋常性乾癬の治療法

衣服との摩擦や擦り傷など皮膚への刺激は尋常性乾癬を悪化させます。痒みがあるとつい引っ掻いたり、鱗屑を剥がしたりしてしまいますが、症状が広がる原因となります。入浴の際もこすり過ぎないように注意が必要です。
食事の欧米化も乾癬の増加の一因とされます。バランスの良い食生活を心がけることが望まれます。
風邪などの感染症も乾癬を悪化させることがあります。手洗いやうがいなど感染症予防につとめ、もし病気になってしまったときは、長引かせないように十分に休息を取ることが必要です。
ステロイドや活性型ビタミンDの塗り薬等が主に治療に用いられます。
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