頭部外傷後遺症とうぶがいしょうこういしょう

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外傷
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医師監修

頭部外傷後遺症とは

頭部外傷後遺症とは、頭部に受けた外傷が3週間を経ても治癒しない症状のことを言います。めまいや倦怠感などの神経衰弱症状や、不整脈や発汗異常、蕁麻疹などの自律神経異常が挙げられます。軽い脳萎縮が見られる場合があるので注意が必要です。

頭部外傷後遺症の症状

頭部外傷後遺症の症状としては以下の4つがあります。
・高次機能障害
・神経衰弱様症状
・自律神経症状
・神経症
これらは、主に自覚症状として現れ、頭部外傷との関連性が疑われます。
また、頭蓋内骨折による脳の損傷や外傷性てんかんなどを発症するケースもあります。後遺症が軽度の場合は、自然と回復していきます。
しかし、重度の場合は、脳に関わる深刻な症状を引き起こします。手足の麻痺や、言語障害、やる気や無感情などの高になる場合も考えられます。高次機能障害といい、外見は特に問題のなく見える場合でも、時に健忘(物忘れ)や、計算ができない、記憶障害など、脳の一部に影響が出ている場合もあります。頭部外傷の症状が治まっても、しばらくしてから障害が現れる可能性も高いので注意が必要です

頭部外傷後遺症の原因

頭部外傷後遺症の原因は、頭部が外部からの衝撃を受ける頭部外傷にあります。頭を強く打った際に、目に見える外傷だけでなく、内部に深刻な損傷を受けていることがあります。内出血を起こしていても、表面上はわからない場合も考えられます。

さらに、頭蓋骨を折っていると頭部外傷後遺症を引き起こす確率が高くなります。頭部外傷が原因となり、急性くも膜下血腫を引き起こす可能性もあるのです。他にも、急性硬膜下血腫も考えられます。頭部外傷を受けた後に、長引く頭痛や吐き気、手足のしびれなどの症状が見られたら、頭部外傷後遺症の可能性があるので早急に専門医の診断を受けることが大切です。

頭部外傷後遺症の治療法

頭部外傷後遺症を予防するには、原因となる頭部外傷による損傷を把握する必要があります。頭部外傷後遺症としては、神経系の障害が挙げられます。頭部外傷を受けて、脳が損傷する一次脳損傷の後、脳の中ではさまざまなことが起こります。
脳内出血や浮腫が広がる二次脳損傷が徐々に始まっていきます。頭部外傷後、3週前後で現れる後遺症を予防するためには、一次脳損傷の治療が重要となります。二次脳損傷をできるだけ食い止めることが、頭部外傷後遺症の軽減に効果があります。
頭部外傷後の治療は、日常生活での様々な症状や状態の変化に注意していくことでしょう。また、記憶障害や神経障害が残っている場合は、理学療法、作業療法、言語療法等各種リハビリテーションを合わせて行っていく事も大切です。
  • このコーナーは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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