専門分野
専門は脳卒中の診療、脳腫瘍の外科・薬物療法、神経再生医療です。具体的な症状としては、脳神経系領域の症状、頭痛、吐き気、手足の脱力・しびれ、めまい、耳鳴り、ふらつき、手足の震え、けいれんなどのてんかん症状、頭の外傷・脳震盪、意識がもうろうとする、などになります。
プロフィール
更新日:2023年01月19日
1996年山口大学医学部卒業。山口大学脳神経外科学講座に入局、2009年同講座助教。
脳腫瘍に対する外科・化学療法・放射線治療を専門として大学で診療、研究に従事する傍ら、2013年~京都大学脳神経外科、2014年~スタンフォード大学神経内科で脳損傷に対する神経再生医療の研究に取り組む。その後市中病院にて脳卒中に対する救急医療、外科、内科治療に従事。現在は巨樹の会五反田リハビリテーション病院で脳疾患患者の社会復帰及び就労支援に医療・社会両面から取り組んでいる。また、外来では頭痛診療にも専門的に取り組んでいる。
■専門医資格
日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本神経内視鏡学会技術認定位
日本体育協会公認スポーツドクター
難病指定医
身体障害者福祉法指定医
ボトックス講習・実技セミナー終了(上肢・下肢痙縮)
■所属学会
日本脳神経外科学会
日本脳卒中学会
日本脳腫瘍学会
日本神経内視鏡学会
日本再生医療学会
国際幹細胞学会(ISSCR)
北米神経科学学会(SFN)
■論文
・松谷雅生、出口誠、喜多村孝幸ら、脳卒中治療後患者に対する就労支援リハビリテーションプログラム—回復期リハビリテーション病院における取り組みと短期追跡結果の報告—、脳卒中 44(6) 2022
・松谷雅生、出口誠、喜多村孝幸ら、一次治療 (手術-放射線治療) 終了後の膠芽腫患者への短期集中リハビリテーションの効果と意義、脳外誌 30(12):859-870, 2021
・Ideguchi M., et al., Investigation of Histological Heterogeneity Based on the Discrepancy Between the Hyperintense Area on T2-Weighted Images and the Accumulation Area on 11C-Methionine PET in Minimally Enhancing Glioma. Interdisciplinary Neurosurgery 27(9):101364: 2021
・Fujii N., Ideguchi M., et al., Successful treatment of a case of tentorial dural arteriovenous fistula causing subarachnoid hemorrhage with invagination of the brainstem by huge and multiple venous pouches. Surgical Neurology International 10(1):2019
・出口誠、他、後下小脳動脈抹消部動脈瘤の診断におけるSlab MIP法の有用性. CI研究3:2018
・Ideguchi M., et al., A surgical strategy using a fusion image constructed from 11C-methionine PET, 18F-FDG-PET and MRI for glioma with no or minimum contrast enhancement. Journal of Neuro-Oncology 138(3): 2018
・出口誠、他、Thin-slab MIP法による術前診断が有用であった後下小脳動脈末梢部に発生した多発性脳動脈瘤の1例. 脳神経外科45(11)1003-1009:2017
・Ideguchi M., et al., Metastatic cerebellar tumor of papillary thyroid carcinoma mimicking cerebellar hemangioblastoma. Springerplus. 5(1): 916: 2016
・Ideguchi M., et al., Avoidance of ischemic complications after resection of a brain lesion based on intraoperative real-time recognition of the vasculature using laser speckle flow imaging. Journal of Neurosurgery 126(1):1-7: 2016
・Sugimoto K., Ideguchi M., et al., Epithelioid/rhabdoid glioblastoma: a highly aggressive subtype of glioblastoma. Brain Tumor Pathology 33(2): 2015
・Ideguchi M., et al., MRI findings and pathological features in early-stage glioblastoma. Journal of Neuro-Oncology 123(2): 2015
■関連リンク
https://medicaldoc.jp/symptoms/part_head/sy0000/
https://www.ube-hp.or.jp/event/img/event2017060201.pdf
https://www.youtube.com/watch?v=gsvqRiAIXIA
メッセージ
脳神経領域でのご相談が専門となります。頭痛やめまい、しびれ、ふらつきの症状、頭をぶつけたなどご不安な事があれば何時でもご相談下さい。また、病院を受診したけれども時間がなくあまり良く聞けなかった場合なども可能な範囲で詳しくお答え致します。具体的には処方されたお薬、治療内容、手術の内容、その後の経過などでお聞きしたい事があればご相談下さい。皆様の不安が解消できるよう、親身にお答え致しますので、よろしくお願いいたします。