房室ブロックの症状

房室ブロックは症状の程度によって大きく3つに分けられます。心房から心室への刺激伝達が遅れる1度、一部が断絶される2度、完全に断絶される3度です。
  
症状は程度により異なりますが、継続的または断続的に房室ブロックを発症したり、一時的でもめまいや失神などの症状があらわれたりしたときは注意が必要です。脈が1分間に60回未満(bpm)となる徐脈が起こり、それによってさまざまな症状が起こります。ひどい時は心不全に至ることがあります。
  
特に心筋梗塞や心筋症などを併発している場合は注意が必要です。症状が重い場合はペースメーカーをつけることがあります。

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房室ブロックの原因

房室ブロックの原因は大きく分けて2つあります。ひとつは、病気が原因のものと、要因がないのに起こるもの(機能的なもの)です。このうち機能的なものは、激しい運動をする人などに一時的に見られるもので、治療が必要な場合はほとんどありません。
  
一方、病気が原因のものは注意が必要です。心筋梗塞や心筋炎などの心臓病を持っている人は、重度の房室ブロックが起きやすくなっています。また、冠動脈疾患、膠原病などの人も慢性的に起きやすくなっています。若い人の場合、リウマチ熱から心筋炎になり、発症する場合があるので注意が必要です。

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房室ブロックの治療法

軽度の場合は症状がない場合も少なくありません。問題がなければ治療の必要はありませんが、中には注意を要する場合もあります。健康診断などで異常が見られた場合は症状がなくてもきちんと検査を受けることが大切です。
  
また、高血圧や不整脈の治療をしている人は、房室ブロックを誘発する可能性のある薬剤を使っている場合があります。房室ブロックが疑われるような症状が出た場合には早急に主治医に相談することが求められます。

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