脊椎骨折の症状

「脊椎骨折」には、交通事故や転落事故など強い外力が要因となる「脊椎脱臼骨折」と高齢者に多い「脊椎圧迫骨折」があります。

脊椎脱臼骨折の場合は骨折だけではなく脊椎の脱臼を伴うことがあり、折れた骨や脱臼によって神経や脊髄が圧迫されます。重度であると痛みのため起き上がることができません。また神経や脊髄が圧迫されることで四肢や身体全体に麻痺やしびれといった症状が出ます。

一方、脊椎圧迫骨折は骨粗鬆症のある高齢者に多く、背骨が潰れた状態となっているのが特徴です。長時間同じ姿勢をしていた時や寝た姿勢から起き上がる時に痛みを感じます。

脊椎骨折の原因

「脊椎骨折」の原因は背骨に強い衝撃が加えられることによります。
・交通事故
・転落事故
・スポーツ事故
などその要因はさまざまです。

脊椎に脱臼を伴う場合は背骨にある神経や脊髄が圧迫されることが多く、激しい疼痛や手足の麻痺などが起き特別な治療が必要となることもあります。
「脊椎骨折」は高齢に伴い骨が吸収されるスピードに骨を造るスピードが追いつかないことで骨密度が低下しもろくなっていることが原因です。骨粗鬆症が進むと脊椎が弱くなり体重を支えることができなくなります。骨折の直接的な原因としては以下のようなものがあげられます。
・尻もちや転倒
・日常生活におけるくしゃみ

脊椎骨折の治療法

「脊椎骨折」の場合は偶発的に起こるため確実な予防法はありません。
しかし普段の生生から骨を強くする生活を送れるよう心がけることで骨折しにくい骨に近づくことは可能です。
・タンパク質、リン、カルシウムなど筋肉を作る栄養素を多く摂取する
・適度な運動をして骨にある程度の負荷をかける
などが有効です。

また腰椎圧迫骨折の原因である骨粗鬆症を予防するために骨を強化するビタミンDやカルシトニン、エビスタなどを医師に処方してもらい服用することも有効です。

治療は、骨折部が安定していればギプスやコルセットで固定する保存的療法がとられます。
骨折部位が不安定な場合には手術を行い、金属で固定するでしょう。
上肢や下肢に麻痺が残った場合には、装具の使用やリハビリテーションが必要になる場合があります。