袋耳の症状

袋耳の症状は、主に片耳の耳介が頭部の皮膚にうもれていることが特徴です。正常な方と比較すると、耳介にも奇形が見られることがあります。指で引っ張ると耳介が外部に出てきますが、指を離すと再び中に埋もれ元の状態に戻ってしまいます。このまま放置しておくとメガネやマスクをかけるのが難しくなります。

この奇形があることで聴力への影響は全くありません。

袋耳の原因

袋耳の原因ですが、家庭内で遺伝的に発症するケースが多く見られます。耳介後面の筋肉の異常により頭部の皮膚の中にめり込んでしまうと言われています。
耳介の後面にいくつかの内耳介筋といわれる筋肉があり、耳介の形状維持に関与しているされ、これらの筋肉の異常により変形を生じると考えられています。
耳介は胎生4~20週にかけて形成されますが、複雑な過程を経て作られるため先天的な異常が現れやすい部位です。

またこの奇形は日本人に比較的多い疾患で、発生頻度は400人に1人、約0.25%あると言われています。「胎生中のどのようなことが原因で発生するのか」という明確な理由は未だに解明されていないのが現状で、耳の周りの血管や筋肉に何らかの病気が発症したことや、何らかの理由で耳の形成がうまくいかなかったことでこの奇形に繋がるとも言われていますが、詳しいことはまだわかっていません。

袋耳の治療法

乳幼児期は耳介軟骨がまだ柔らかいので、ワイヤーやスプリントなどの器具を用いて頭部の皮膚を伸ばして耳介を引っ張ることで手術することなく矯正することが可能です。ですが5歳以降を過ぎると耳介軟骨が固定してしまうため矯正が困難になってきます。そのため手術により治療する可能性が高まります。


耳介が胎生中に形成される際に袋耳が発症するため、明らかな予防方法はありませんが、一般的な予防として、妊婦は規則正しい生活とバランスの良い食事に心がけ、ストレスのないリラックスし、心身ともに健康な状態を維持するのが大切です。
また喫煙も胎児には悪影響を及ぼすので禁煙を心がけるようにしましょう。

乳幼児期は耳介軟骨がまだ柔らかいので、ワイヤーやスプリントなどの器具を用いて頭部の皮膚を伸ばして耳介を引っ張ることで手術することなく矯正することが可能です。ですが5歳以降を過ぎると耳介軟骨が固定してしまうため矯正が困難になってきます。そのため手術により治療する可能性が高まります。