乳汁漏の症状

乳汁漏の症状は、産後などではなく授乳の必要が無い時期に、乳汁が分泌します。場合によっては乳汁の他に血液や膿汁が分泌することもあります。乳汁の分泌は、乳房に何も刺激を与えなくても出る場合もありますが、乳房にある程度の力を加えた時のみ出る場合もあります。
多くの場合は、両方の乳房から乳汁が出ることが多いですが、ごくまれに片側の乳房の実に乳汁が出るケースもあります。
また、卵巣機能障害が根本原因として存在していることが多く、その場合は乳汁漏と同時に無月経などの症状があらわれることが多いです。卵巣機能障害に起因している場合は、両方の乳房に障害が出ることが多いですが、片側の乳房のみに障害がある場合は、乳腺自体に問題がある可能性があります。

乳汁漏の原因

乳汁漏の原因として考えられるのは、プロラクチンというホルモンが過剰分泌することにより、乳汁が過剰生産されてしまうことが考えられます。

プロラクチンの過剰分泌の要因としては、脳下垂体のプロラクチン産生腫瘍や、プロラクチンの分泌を刺激するような薬物を服用することなどが挙げられます。そのような薬物の一例としては、向精神薬や抗うつ剤などが挙げられます。しかし、数ある症例の中では、プロラクチン分泌過剰の原因が特定できない場合もあります。

ホルモンの分泌過剰が要因となる場合は、両方の乳房から乳汁が分泌しますが、乳腺自体に原因があることもあり、その場合は片方の乳房から乳汁が分泌することが多いです。要因の見極めには、血中プロラクチン値を検査します。また必要に応じて乳腺外科で詳しい検査をします。

乳汁漏の治療法

乳汁漏の予防には、ホルモンバランスを正常に保つ必要があります。よって、栄養バランスのとれた食事をとるように心がける必要があります。また、規則正しい生活をおくることも大切で、早寝早起きを心がけることです。更には、定期的に適度な運動を行うことにより体の代謝を正常にしておく必要があります。

ストレスなどもホルモンバランスを乱す可能性があるので、極力ストレスを受けない環境づくりを心がけたり、上手なストレス解消方法を見つけておくことも重要です。一日に1時間くらいは自分がリラックスできる時間を設けるのも有効です。
原因がはっきりすればそれに応じた対応をします。
お薬が原因なら変更や中止、腫瘍が原因なら外科的処置などです。