自力で治せなかった歯周病

歯科が苦手なので、歯磨きにはとても気合を入れています。しかしどんなに気をつけていても自分ではどうしようもないのがあって、それは歯についてしまう歯石です。 虫歯にならないよう頑張って歯磨きをしていたのですが、いつからか歯茎が赤いことに気がついてしまいました。テレビのコマーシャルなどで見る状態と同じで、赤い歯茎が膿んでしまう歯周病のように思えたのです。歯科には行きたくなかったのですが、それよりも歯を失ってしまうことの方が怖く感じられました。 歯科で歯周病や赤い歯茎について相談してみたところ、簡単な検査をしてくれることになりました。歯茎のポケットを測る歯周病では定番の検査のようです。チクチクと赤い腫れに痛みを感じましたが、すぐに終わらせてもらえたので不快感はそれほどありません。 結果はやはり歯周病であるということで、しかし毎日の歯磨きのおかげか初期の状態であると言われました。赤い腫れもブラッシングで速やかに治ると言われ、自力では治すことのできなかった歯周病も、歯科にかかれば簡単に対処してもらえるのだと感動したことを覚えています。 毎日の歯磨きは相変わらず続けていますが、歯周病は完治よりも症状を抑えていくという付き合い方をするものなので、この先も気をつけていきたいです。

歯周病の様々な症状とは

私の友人は先日歯周病だと診断を受けたようです。まず友人が気になったのは自身の口臭が臭くなったと言う自覚があったと言っていました。そして歯磨きを行う際には歯茎から赤い出血があり、歯磨き粉には赤い血が混じるようになったとの事です。 そして自分で歯茎を口の中で吸うようにすると赤い血が口いっぱいにひろがり生臭い様な匂いが鼻をつくようです。そして鏡で歯茎を確認すると歯茎が垂れ下がり歯が剥き出しになっている状態にまで悪化していたそうです。 病院ではまず歯茎の内部にある歯石を除去してもらい、これ以上歯周病を悪化させない為に正しい歯磨きの方法を教えられたと言っていました。食後は必ず歯磨きを行って、寝る前には必ず口の中を清潔な状態にしてから就寝しなければならないようです。 そして喫煙も歯周病の原因となるらしく、友人は歯周病を治す為に直ぐ様禁煙も始めていました。 すると次第に赤い出血もおさまって垂れ下がっていた歯茎が治ってきたとの事です。そして気になっていた口臭も改善されたみたいです。歯周病は悪化すると歯が全て抜け落ちる場合もあるそうで、赤い出血、強い口臭が気になった場合は早めに医師に相談する必要があるようです。

「赤い歯茎」は歯周病の危険信号

健康的な歯茎は本来ピンク色をしています。赤い歯茎に気がついたら、要注意!歯周病にかかっている可能性があります。 歯周病は細菌の感染症によって引き起こされる炎症性の疾患ですので、歯茎・歯肉が赤い状態になります。朝起きたときに口の中がネバネバしていたり、歯磨きをしているときに出血し歯ブラシに赤い血液が付着していたりしたら、歯周病になっている可能性が高いと言えるでしょう。 歯磨き時に歯と歯茎の境目をキレイにブラッシングしていないと、細菌が繁殖して歯垢が溜まり、歯肉の周辺が炎症をおこして赤い状態になります。歯周病の初期は痛みは殆ど無いので、なかなか気付きにくく、治療が手遅れになると抜歯にまで至る危険性があります。歯周病は歯を支えている骨を溶かしてしまう恐ろしい病気です。決して甘く見てはいけません。 歯周病の予防には、まず正しい歯磨き方法を毎日キチンと実行し、口の中を常に清潔にしておく事が第一でしょう。歯周病の原因は歯垢の増加にありますので、何よりも歯垢を増やさないようにしなければなりません。もし歯茎が赤い状態に腫れ上がっていたら、すぐに歯医者などの専門家に相談しましょう。症状が初期ならば治療も容易ですし、完治も可能です。

赤く腫れた歯茎は要注意

歯周病というと聞きなれませんが、少し前までは歯槽膿漏と呼ばれていた病気です。 日本人が歯を失う原因の一位は虫歯ではなく、歯周病です。成人の8~9割が罹患しているというほどの病気ですが、虫歯に比べると知名度が低いです。 その理由は、ほとんど痛みがないままに進行していくためです。虫歯であれば、痛みがあるので歯科医院に行きますが、痛みのない歯周病は放置されがちです。 歯周病とは、歯周炎と歯肉炎の二つの病態を指します。歯肉炎とは、歯肉つまり歯茎が炎症を起こしている状態で歯周炎とは歯茎だけでなく炎症が更に進み、骨が溶かされてしまった状態です。歯肉炎の状態であれば、きちんと歯を磨き、歯石を除去することで、状態は改善しますが、歯周炎までいってしまうと、なかなか改善は難しくなります。 そのために、歯肉炎のうちに発見し、早期に治療をすることが大事になります。初期症状は、歯茎が赤い状態になっていることです。赤く腫れている歯茎は軽く歯を磨いても、出血してしまいます。健康な歯茎はピンク色で、ツヤがあるので、歯を磨く時には歯茎の色をチェックする習慣をつけましょう。赤い歯茎が長期間続いていたり、出血があるときは早く歯科医院に行くことが大切です。