歯周病による手術の体験
歯周病による治療の体験
私は以前から歯肉炎があったが、痛みがなかったため歯医者には通っていませんでした。
ところが、突然口内に痛みが生じ、何日も治らなかったため、急いで歯医者にかかってきました。医師がいうには、親知らずに十分なブラッシングができておらず、歯周病になっているとのことでした。歯周病を根本的に治すことは困難なため、親知らずを抜くことになり、一本その日のうちに手術を受けました。麻酔は痛いと聞いていたが、歯周病の進行が進んでいたためが、痛みはほとんどなく、抜歯も痛くはなかった。歯を抜いてから、今まであったものがなくなった違和感と、抗生物質を何日分か処方されたため服用をしました。
歯周病によって手術が必要になるとは考えてもいなかったため、今回の手術は自分の中でも勉強になりました。現在は歯周病について関心がわき、予防歯科に努めている。歯ブラシの後には、洗口液で口内を清潔にするようにしています。歯がざらざらしているときは、歯磨きをもう一度するようにもなりました。
歯周病によって、他の病気が誘発される可能性もあるらしい。今回は、口内のみで済んだため、大きな手術になることもなく済んだが、今後歯周病が原因で他の大きな手術が必要な大きな病気になる可能性もあります。オーラルケアの重要性を、改めて感じました。
歯茎が腫れて手術した友人
歯茎が腫れやすい友人がいます。
一緒に旅行に行くと、歯磨きをすると血が出ると言っていました。でも、痛みがないので、そのままにしていたそうです。歯科医院は虫歯になったら行くところだと思っていたので、歯茎が腫れたくらいで行く場所ではないと思っていたそうです。
しばらくそのままにしていたら、歯がグラグラしてきたそうです。固い食べ物を噛むことができなくなり、日常生活で困ったので、ようやく歯科医院に行くことにしたと言っていました。
歯科医院では、歯周病と診断されました。歯周病は、歯茎の腫れが初期症状で、そのままにしておくと、骨が溶けて歯がグラグラするそうです。溶けた骨は元にはなかなか戻らないそうです。
おまけに、歯には歯石がたくさんついていて、歯周病が悪化する原因になっていたようです。そこで、手術をして歯を徹底的に汚れを取り除いてもらったそうです。歯茎が腫れた状態を放置しておくと手術が必要になるなんて、全然知りませんでした。きちんと歯を磨いて、定期的に歯科医院で健診を受けることが大切だそうです。友人は、歯科医院できちんと治療をしてもらって、歯周病が落ち着いてきたそうです。自分も歯と歯茎を大切にしようと思いました。
歯周病手術の種類とは
歯周病は悪化すると大切な歯が抜け落ちてしまい、生活に大きな影響を与えてしまいます。歯周病は歯科治療で改善することができますが、中度から重度になると外科手術によって症状を改善することになり、症状に合わせて歯肉剥離掻破術や歯周組織再生療法、組織再生誘導法、歯の分離手術、インプラント治療などを行います。
歯肉剥離掻破術は、歯周ポケットが深く歯石やプラークを完全に除去できない場合に行われ、歯周ポケットそのものを切除して歯肉を歯槽骨から剥がして歯石やプラークを除去し、歯肉を元の位置に戻すという方法です。
歯周組織再生療法は、歯肉剥離掻破術とほぼ同じ方法で行われますが、剥がした歯肉を縫合する前に歯肉に薬剤を塗って歯周組織の再生を促進します。
組織再生誘導法は、歯周組織再生療法に非常に似ており、人工の特殊な膜を歯槽骨に塗って歯周組織を再生させる方法です。
歯の分離手術は、歯を分割することで溜まった歯石やプラークを除去しやすくし、除去後に被せものをして歯を一つに戻します。
インプランド治療は、重度の歯周病によって歯が失われた場合、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込んで歯をつくるもので、自分の歯と同じように機能させることができます。