歯周病の症状の一つ「かゆみ」

歯周病の症状の一つに歯茎がかゆいというものがあります。歯周病は歯磨きをしっかりしているつもりでも行き届かないところに歯垢が溜まり、その中にいる歯周病菌が歯と歯肉の隙間である歯周ポケットに入って悪さをする病気です。歯茎がかゆいと感じたら症状が進んでいるので早めに歯科を受診します。ただ、かゆいからと言って歯ブラシでこすると痛めてしまうので注意が必要です。歯周病は他にも歯肉の腫れや出血、独特の口臭等いろいろとありますが、痛みは殆ど伴わずに進行します。放置しておくと自然に歯が抜け落ちる可能性もあります。 歯周病は10代でもかかっている人がいて、患者さんの年代は幅広いです。ただ、原因と治療法はそれぞれ異なります。歯科ではレントゲン撮影に加えて歯周ポケットの深さを測ったり、一本一本直接歯に触れて動揺するかを調べます。歯科によっては顕微鏡で更に調べ、菌の有無を見ます。歯石除去が行われますが、場合によっては歯茎を切り開く手術をします。病院で定期的に除去を受ける他、歯磨きの指導を受けることもあります。セルフケアと両立することでより長く自分の歯を保てる可能性が出てきます。保険が効く場合が多いですが、治療によっては自費になることもあります。

歯茎のかゆみって?

歯周病という言葉は多くの人が耳にしたことがあると思いますが、歯周病になるとどのような症状があらわれるのか、ご存じでしょうか。 「最近、歯茎がかゆいんだよね」と母が何気なくつぶやいたので、とりあえず歯科医院で見てもらうよう勧めました。後日、診察を終えた母は自分が歯周病であることを医師に告げられたとのことです。 歯周病になると歯茎がかゆくなる、というのはあまり聞いたことがありませんでしたが、歯茎と歯の間に細菌が繁殖することで発症する歯周病は歯茎に違和感を感じむずむずとかゆくなるそうです。私自身は歯茎がかゆいなどと感じたことはないので、どんなものなのか想像がつきませんでしたが、母曰く「何かが歯茎と歯の間でもぞもぞと動いている感じ」だそうです。 歯と歯茎の間でもぞもぞと何かが動く感じ、とは聞いただけで背中のあたりがムズムズしてきます。歯周病の予防には、毎食後の丁寧なブラッシングと、定期的に歯科医院で口内のクリーニングを行うことが効果的とのことです。年齢を重ねるごとに発症のリスクが高くなるだけに、早めに予防を始めることが必要だなと感じました。さっそく、旦那と子供の分も合わせて新しい歯ブラシに新調して正しいブラッシングをしようと思いました。