非常に短い胃腸炎の潜伏期間
非常に短い胃腸炎の潜伏期間
私が小学校6年生のとき、小学校で感染性胃腸炎の集団感染が起こりました。ある日1人の生徒が、休み時間に嘔吐しました。そのとき、その場にいた生徒数人が吐しゃ物を雑巾で拭きとり、先生に報告しました。その後、担任の先生からの指示があり、その場にいた全員が手洗い、うがいをしました。また、うがいは水ではなく、職員室にあったお茶でうがいをしました。
翌日、嘔吐してしまった生徒と、吐しゃ物を拭いてくれた生徒2~3人が学校を休みました。さらにその翌日、吐しゃ物を拭いてくれた生徒が全員学校を休みました。原因は、全て感染性胃腸炎とのことでした。わずか2日にして、その現場に立ち会った生徒全員が感染してしまったのです。当時、クラスのみんなが恐怖したことを今でも覚えています。
その日の午後、体育館で学年主任や養護教諭から説明がありました。感染性胃腸炎の潜伏期間は非常に短く、1~2日で発症するとのことでした。
潜伏期間がここまで短い病気があるのかと、驚いた体験でした。
息子たちが胃腸炎になり、潜伏期間から感染場所がわかりました
私には息子が二人いるのですが、休日を利用して遊園地へ行った日の夕飯の際、長男が突然吐いてしまいました。水分を飲ませても嘔吐を繰り返す始末で、結局その日は深夜までで4回吐いてまともに寝られませんでした。
症状から胃腸炎であることは間違いなかったのですが、それがウイルス性によるものであった可能性もあるため、消毒などを丁寧に行っておきました。「ウイルスであれば遊園地でうつったんだな」と推測していたのですが、この3日後に今度は次男が同じように胃腸炎を起こして嘔吐を繰り返す事態が生じました。
よくよく考えてみれば、遊園地へ行った日の2日前に長男は日本脳炎の予防接種を受けており、潜伏期間が2~3日であったとするなら、この時に胃腸炎を起こすウイルスに感染した可能性が高いということがわかりました。一方で、2~3日あると推測される潜伏期間を過ぎても私たち夫婦には発症しなかったため、被害を食い止めつつ息子たちのケアを行えたのは不幸中の幸いでした。
胃腸炎の潜伏期間
去年の冬に幼稚園に通う娘が胃腸炎になりました。
お迎え(15時頃)に行くと、3日程でお腹が気持ち悪いと嘔吐しました。そこからはダルい、気持ち悪いと食欲もなくグッタリしていました。嘔吐用に洗面器も用意しましたが、間に合わず床にしてしまったり家の中はバタバタでした。私は娘の吐瀉物の片付けに追われ疲れきっていました。
次の日の昼、相変わらず元気のない娘の世話をしているとき、自分の体調の違和感に気付きました。どんどん胃の辺りの不快感が強まっていくのを感じ、慌ててスーパーやドラッグストアに走り、身動きがとれなくなっても3日程閉じ籠れるだけの買い物を済ましました。そしたら案の定、私も胃腸炎に感染してしまいました。潜伏期間はおよそ1日といったところでしょうか。幼稚園でも娘が発症する前日に胃腸炎の園児がいたので、やはり潜伏期間は1日程のようでした。
あっという間に感染してしまいましたが、3日程で親子ともに快方に向かいだし、大事にはなりませんでした。
意外と長い胃腸炎の潜伏期間
子どもが保育園で胃腸炎をもらってきて、私もかかったことがあります。その時の胃腸炎の潜伏期間はそこそこ長かったように思います。子どもが治ってから2日後に私にも症状が出始めました。
吐き気が止まらず、下痢もひどかったです。子どもの世話や家事などは到底無理で全部夫がやっていました。その夫も私がかかった翌日には発症しました。夫の潜伏期間は私よりさらに長かったのかもしれません。
子どもがかかっているのを見てつらい病気だなと思っていたのですが、自分がかかったら想像以上でした。吐き気と下痢だけでなく、熱も出ました。夫はこれに加えて全身が筋肉痛のようになったそうです。さらに、すぐに吐くので何も食べられません。
回復した時は夫婦で虚脱状態でした。健康が一番だねとお互いに言い合いました。
あれ以来、我が家では胃腸炎にかかっていませんが、もしまたかかったらと思うとぞっとします。うがいと手洗いを徹底していますがどこまで効果があるのかわかりません。