痛みに隠れた危険性について
痛みに隠れた危険性について
頭痛とは、さまざまな原因により頭部に痛みがある現象のことを言います。痛む箇所が腫れてる場合は打撲などの外的要因が考えられます。それ以外の頭痛の原因としては、肩こりや目の疲れからくるもの、ストレスなどの心的要因からくるもの、発熱などからくるものが考えられます。大概の人が経験したことのあるポピュラーな症状であることから軽視されがちですが、脳梗塞や脳溢血などの重大な病気が潜んでいる可能性もあるので、注意が必要です。
特に、痛む場所が腫れてる場合は、すぐに病院に行くことが大切です。また、頭痛薬として痛み止めが市販薬でも販売されていますが、飲み続けることにより、効果が弱まることも考えられます。偏頭痛などは、やみくもに薬に頼らず根本解決を図ることも考えてください。
上記以外で頭痛が原因の主な病気として、くも膜下出血・インフルエンザ・脳出血・髄膜炎・などが挙げられます。
いづれにせよ重症になる可能性が高い症状なので、頭痛が続く場合は早めに医療機関への受診を行うことが重要。その際、いつから、どのあたりが痛むのかを的確に伝えてください。
また、適度な運動や塩分の多い食事を避けるなど、普段の生活習慣を見直すことも大切となります。
肩こりが頭痛の原因に
私の友人から聞いたのですが、その友人はかなりひどい頭痛で困っているそうです。
彼女は伝統工芸の職人さんなのですが、1日中ずっと同じ姿勢で細かい制作作業をするので肩から首にかけてがガチガチに凝って、そのせいで頭痛が起きているとのことでした。慢性的な頭痛にも色々なタイプがあるそうですが、彼女の場合は「緊張型頭痛」というタイプらしいです。
肩こりからくるので仕事が休みの時にはマッサージ店で肩を揉んでもらったりするそうですが、マッサージ師さんには首付近のリンパが腫れてる状態だと言われたそうです。私も彼女の肩をちょっと見せてもらったのですが、素人の私が見ても分かるくらいに肩の付近がパンパンに腫れていていかにも辛そうでした。
マッサージをしてもらって腫れてる状態が緩和されると頭痛も多少マシになるそうなので、あらためて肩こりは頭痛に大きな影響があるのだなと思いました。
現在彼女は頭痛専門外来に通って治療を受けているそうですが、仕事柄どうしても肩が凝りやすいのでなかなか改善せずに大変だそうです。仕事の合間に意識して肩を回したり、専用の道具やカイロなどで肩を温めたりするのも血行が良くなって効果があるとのことでした。