「いびき」は何科なの?

「睡眠時無呼吸症候群かもしれないけれど恥ずかしくて誰にも相談できない。何科を受診すればいいのかもわからない。」という方は多いと思います。 私もその1人でずっとコンプレックスでした。病院に行ってみようと思ったきっかけは友人との海外旅行の約束でした。友人に迷惑はかけられないといびき対策について調べたことで睡眠時無呼吸症候群について知りました。日中の眠気、疲れがとれないなど当てはまる症状がたくさんあり、受診する病院を探しました。何科なのか分からずインターネットで検索をすると専門クリニックや総合病院の専門外来が全国に見つかり、最近ではメジャーな病気なのだなと感じました。 私は近所の専門クリニックで検査、治療をしました。耳鼻科と呼吸器科の医師が連携して治療にあたってくれます。 問診の結果で検査が必要ということで後日1泊の検査入院をしました。頭、手足に電極をつけて就寝し、その間も医師と看護師が波形をチェックしてくれます。検査の結果、就寝時のマウスピース治療が必要となりました。そのクリニックでは近くの歯科とも連携しておりマウスピースの作成もスムーズに行えました。最近では総合病院の耳鼻科、呼吸器科でも睡眠時無呼吸症候群のポスターを目にしますので、そういうところで相談されても良いと思います。

睡眠時無呼吸症候群について

うちの夫は30代後半ですが少し小太りで、いびきが激しく、夜中に聞いてみると突然いびきがとまることがあり、30秒くらいしてあわてて息を吸うような動作がみられるため、睡眠時無呼吸症候群を疑いました。何科にかかればよいかわからなかったので、調べてみると、睡眠時無呼吸症候群は呼吸器内科にかかるようにとのことでした。何科にかかるかは病院によっては違うかもしれませんが、呼吸器内科にかかれば間違いはないと思います。 診察の結果、入院して詳しく調べてみましょうとのことで、一泊の検査入院をすることになりました。頭にたくさんのセンサーをつけるため、こんなのをつけて本当に寝れるのかなと心配になったようですが、そういう人のために睡眠剤が準備されているため、それを飲んだらしばらくしたら眠れたとのことでした。 退院後、後日外来で診察というかたちでした。検査結果では、そこまで重症のものではなかったらしく、様子観察ということになりましたが、もしもこれが治療対象になるほどの重症なものだったら、鼻に空気が強制的に入るようなマスクを装着して寝なければならないそうです。 夫はそのマスクだけは絶対にしたくないと、今ダイエットに励んでいます。

睡眠時無呼吸症候群って何科?

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に繰り返し無呼吸や低呼吸が起こる病気です。ただ、寝ている本人は気づきませんし、家族も、例えばいびきが気になったとしても、それが睡眠時無呼吸症候群の症状の一つとは気づき難いものです。 しかし、睡眠時無呼吸症候群である場合、しっかりと睡眠できないために十分な休息が摂れないばかりか、体内の酸素量が減っていき、脳や身体に非常に負担がかかっているため、日中の倦怠感や強い眠気などとして影響が出てきます。ですから、家族から無呼吸になっていると指摘されないとしても、日常的な頭痛や疲労感が気になるようであれば、検査や治療を受けることが重要です。 適切な診断や治療を受けるためには、何科に受診すれば良いのかを検討する際に、まず、近くに専門に診ている医療機関があるかを確かめてください。中には、「睡眠時無呼吸外来」や「睡眠呼吸障害センター」といった科を設置している病院もあります。 また、「睡眠外来」のある病院もあります。これは何科なのかというと、呼吸器科や神経内科です。 睡眠障害を特化していない病院では、耳鼻咽喉科や呼吸器科などが適しています。いずれにしても、睡眠時無呼吸症候群に関して詳しいか、また、その治療を行っているかなどを事前に確認することが大切です。

睡眠時無呼吸症候群の治療は何科

睡眠時無呼吸症候群は、いびきが出るだけではなく、睡眠中に呼吸が止まってしまったり、呼吸が浅くなってしまうために熟睡することができず、日中に強い眠気が出てしまう、疲れが取れない、などの弊害があります。睡眠時無呼吸症候群の治療をするには何科にかかればよいのかわからないという人も少なくありません。 睡眠時無呼吸症候群は睡眠障害の一種であるため、何科を受診すればよいのかというと、睡眠障害の治療をしている診療科を受診することが望ましいでしょう。 近年、睡眠時無呼吸症候群は、多くの人が悩まされている症状であり、生活習慣病とも大きく関わっています。睡眠障害を専門に見ているクリニックや睡眠外来、睡眠時無呼吸外来や睡眠呼吸障害センターといった診療科がありますが、医療機関の数は多くはないので、身近に睡眠障害の治療を行っている医療機関が無い場合は、呼吸器内科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。 ただ、呼吸器内科や耳鼻咽喉科は睡眠時無呼吸症候群についての知識や治療に詳しくない医療機関もあります。そのため、事前に医療機関のホームページを見たり、問い合わせるなどして、睡眠時無呼吸症候群の治療実績があるかどうかを調べておくと安心です。