子供のおかげで病気に気付いた

わたしが、睡眠時無呼吸症候群だと気付いたのは、実は子供のおかげです。わたしは昔から睡眠中に鼾をかいていることが多いらしく、妻にも何度か指摘されたことがあります。しかし、まさか病気だとは思わず、これまで普通に生活してきました。昼間に仕事しているときに強い眠気に襲われたことも度々あったのですが、単に寝不足だろうと自分で勝手に判断していたのが今では悔やまれます。 たまたま子供と一緒に昼寝をする機会があり、そのときに息をしていないことが何回もあったと聞かされて、ようやく病院に行ってみることにしました。 内科の先生からは、夜寝ているときにかゆいことはないかという質問されたことが印象に残っています。手足を虫が這い回るようなかゆい感覚があれば、むずむず脚症候群という病気の可能性もあるそうです。 幸いなことに、わたしは痒みを感じたことはなく、太り過ぎが原因の睡眠時無呼吸症候群という診断をくだされました。治療の一環として、ダイエットを求められたのですが、先生と子供が励ましてくれたので、これまで失敗続きだったダイエットも無事達成できて喜んでいます。 痩せてくると寝ているときに、気道が圧迫されず、楽に呼吸ができるようになったので、安眠できるようになったのも嬉しいです。

夜中に喉がかゆく目が覚めた

古くからの友人が、睡眠時無呼吸症候群だと診断されたと連絡してきました。最近、昼間の眠気がひどく、また夜寝ているときに口がかゆいと感じることもがあったそうです。あまりに調子が悪いので、とうとう医者に診てもらったんだそうです。 まず睡眠障害を疑われ、いろいろと検査した結果、睡眠時無呼吸症候群だと分かったようです。ただ、口がかゆいのがよく理解できなかったようですが、睡眠時無呼吸症候群では口が乾燥することがあるそうです。渇く状態が、かゆいと感じたのでは?と説明されたそうです。 睡眠時無呼吸症候群と言っても程度がさまざまで、いろいろな治療法があるらしく、彼は一番軽い症状のものから試すことになったそうです。さらに、首やのどの周りに脂肪がついていることも、気道を狭くする原因になるとか。だから、減量することも指示されたそうです。 正直、今まで一度もダイエットしたことのなかった彼は驚いたようです。しかし、睡眠時無呼吸症候群から、さまざまな生活習慣病を引き起こすことがあると知って、本気で生活習慣を変える気になったみたいです。 治療を始めてから症状はよくなり、彼が一番恐れていた外科手術は、どうやらしなくて済みそうだと話していました。

寝不足だと笑ってるうちに

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に本人も意識していない間に十秒以上も呼吸が止まり、それが一晩に何度も繰り返すことを言います。 呼吸中枢に異常があり、そのことが原因になることもありますが、ほとんどは下アゴの奥にある、空気の通り道が詰まってしまったために起こります。 その他には肥満により首回りの肉で喉を圧迫していたり、扁桃腺の異常や舌の肥大、下アゴの未発達などといった物理的なことで、睡眠時無呼吸症候群になります。 当人が知らないうちに息を止めている状態になるので、どうしても眠りが浅くなり、睡眠不足になりがちです。そのためぐっすり眠ったはずなのに体がだるかったり、花粉症で目がかゆい時のように目が赤く充血したりしています。この状態が五年や十年も続いてしまうと、高血圧や心臓肥大、狭心症、心不全、心筋梗塞などを引き起こしてしまいます。 腫瘍などが原因であれば、それらの治療が必要ですが、気道を手術で広げたり、薬を使ったり、酸素マスクを利用したりと、その都度、適切な処置が必要になってきます。肥満の方の場合は、まずダイエットが基本となります。 とにかく、花粉のせいで目がかゆい、だなんて冗談が言えているうちに何とかしておかないと、大事になってからでは遅いのです。

マウスピースは合ったものを!

睡眠時無呼吸症候群では、まず最初に「マウスピース療法」を用いられるのが一般的です。睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている時に呼吸が止まる症状ですが、これは睡眠中に舌を支える筋肉がゆるみ、下あごが下がって気道をふさぐことが原因だと考えられています。 これを改善するために、マウスピースが使用されます。マウスピースを使うことにより、下あごを上あごよりも前に固定させるようにします。こうすることで、上気道を広く確保することができるようになって、無呼吸の状態になるのを防ぐことができるのです。 しかし、マウスピースの装着は、最初は非常に違和感があり、かゆいと訴える人もいます。しばらくすると慣れて平気になるのが普通です。けれど、場合によっては、マウスピースの型が歯に合っていないとか、素材にアレルギー反応を起こしているということもあります。かゆいと、ますます熟睡できなくなってしまうこともあるでしょう。ですから、いつまでたっても慣れないという場合は、一度相談してみることです。 睡眠時無呼吸症候群は、放っておくと生活習慣病を引き起こすこともあります。そうならないためにも、早目に検査を受けて治療するのが大事だといえるでしょう。