発症時期・初期症状について

私が猫ひっかき病と病院で診断されたのは、31才の秋の事でした。 症状が出る1週間位前に、近くのショッピングモールの横の公園に数匹の猫がいたので、可愛いから捕まえて触っていたら、右手を強くひっかかれたので、出血しました。 それから、右の脇にあるリンパ節が腫れるようになり、微熱が出て、体がだるくなるなどの症状が出て辛くなりました。

発症内容・医師診断について

猫にひっかかれてから、リンパ節の腫れもひかないし、微熱もあって体がだるいから、たまたま近くに大きな大学の附属病院があったので、そこの外来で診てもらう事にしました。 病院の担当の先生に今までのいきさつを話して、精密検査をしてもらう事になりました。レントゲンや血液検査、それに尿検査などもしてもらって、CTの検査やエコーの検査もしてもらいました。 担当の先生は、精密検査の結果をみて、私の体が細菌に感染している事を告げられて、猫ひっかき病の疑いがあると言われました。 とりあえず、体の中の細菌を死滅させる薬を出してもらって、それを食事の後に3回に分けて飲むようになりました。もらった薬を飲んでいると、だんだん脇の下のリンパ節の腫れもなくなってきて、熱も下がるようになりました。次に病院に行った時には、症状も大分ましになっていて、このまま、暫く薬をもらって食後に3回に分けて飲む事を続けるようになりました。辛かった症状がなくなってくれて、精神的にも安心しました。

経過・その後の状況

猫ひっかき病だと病院の先生に言われてから、ずっと、通院して薬を3食の食後に飲んでいます。 病院に通院し始めてから、1週間位で脇の下のリンパ節の腫れや、微熱もなくなり、体の倦怠感もなくなったので、今では、以前のような仕事と日常生活をしています。 たまに、遠出をして旅行に行く時もありますが、体は元の健康な状態に戻ったみたいで、以前のように元気になりました。体の中の細菌が再発しないように、日常生活を営んでいます。

その後気を付けていること

今回、猫ひっかき病にかかってしまって、むやみに動物に近寄らない事を心がけています。体の中の細菌がまた増殖しないように、病院でもらった薬はきちんと飲むように心がけて生活をしています。