便秘による切れ痔

私は酷い便秘症で酷い時には便が二週間出ない時もありました。そしてある日久しぶりに便意を感じてトイレに駆け込んだのですが便がかたくて中々出てこないのです。 しかし便意を感じているので時間をかけながら無理にいきんで便を出したのですがふと便器に目をやると便器が赤い血で染まっていました。そしてペーパーで肛門についた便を拭き取るとペーパーにも赤い血がべったりとついていたのです。 私はその赤い出血に気が動転してしまい直ぐに病院に駆け込みました。 すると切れ痔であると診断が下されてこれはかたい便が肛門を通過する際に肛門が切れた事による出血なので心配ないとの事でした。そして少し患部を消毒してもらい塗り薬を処方されました。 それから少しの間は便を出す際に赤い出血を繰り返しました。そしてこのままでは切れ痔を悪化させてしまうのでとにかく便秘の改善を考えました。私はずっと市販の便秘薬を使用していたのですが、中々改善されないので乳酸菌のサプリメントも取り入れてみました。すると次第に便秘が改善されていき赤い血が出る事も無くなりました。 切れ痔の原因はかたい便が原因となるので早く完治するにはまず便秘を改善させる必要があるのです。

1週間の便秘で出血

保育園のママ友が第2子を妊娠中ですが、ひどい便秘に悩まされているそうです。子宮が大きくなって腸を圧迫してしまう事で便秘になるようですが、それが普通の便秘のレベルではなく、平気で1週間出ない事もあるのでとても辛いと言っていました。 私も娘を妊娠中に便秘になった事があります。妊娠中は、便秘にならないように食事に気を付けたり、水分を多めに摂ったりして気を付けていても、腸への圧迫やホルモンの関係でどうしても便秘になってしまいます。なので、ママ友の辛さはとてもよく分かります。 ママ友はひどい便秘のせいでトイレでとてもいきんでしまい、とうとう痔になって赤い血が便に混じってしまったそうです。痔になってからはトイレでいきむ度に痔が切れてしまい、イスに座ったりすると激痛が走るのでイスにもまともに座れないといっていました。今ではドーナツクッションが欠かせず、イスにクッションを敷いてからでないと座るのが怖いそうです。 あまりにも痔が辛く、先日とうとう産婦人科で妊娠中に塗っても良い痔の薬を処方してもらったそうです。薬を塗ってからは少しづつ症状が改善していますが、今でもたまに痔が切れて便に赤い血が混ざる事があるそうです。

排便時の出血は要注意

便秘とは、毎日排便をしない日が続くことを言います。また、排便に使う筋肉が衰えている高齢者が特に多くみられます。また、近年の社会生活においてのストレスや、生活習慣などの影響が多いこともわかっています。また、女性のホルモンバランスの乱れから生じる場合もあります。 そもそも便秘は、腸内に便が滞り、悪玉菌が増殖して行くので、健康には悪影響を与えます。また、腸内から細菌が体内を巡っていき、肌荒れなどの美容に悪影響を及ぼします。日ごろから便秘をしていると、排便時に力むため、肛門が切れて出血をする場合があります。 この場合に気を付けなければならないのは、トイレットペーパーに付く、赤い血液かどうかを見極めることが大切です。 一番恐ろしいのは、赤い色をした血液ではなく、どちらかと言うと赤黒い色をした血液ならば、そのまま放っておかないて、すぐ病院へ行くことが大切です。 というは、赤黒い色をした血液は、もしかしたら直腸や大腸などから出血をしている場合があるからであり、内臓の何らかの疾患を疑うためのシグナルだからです。また、肛門から出血する赤い血液は「切れ痔」を疑いますが、痛みを伴うため、早めに病院へ行き、早期の治療を行う事が良いです。

便秘を放っておかないで

女性によくおこりがちな便秘は、腹部の不快感や排便時に痔を引き起こしてしまったり何かと辛いものです。 その原因は、偏った食生活や運動不足、生理周期によるものなど様々ですが、最近ではねじれ腸も注目されています。大腸の1部がねじれることで、便が詰まり結果便秘になるというものです。腸の左側にある下行結腸とS状結腸が特にねじれやすく、その辺りをマッサージすることで改善が期待されます。体をひねる運動も有効です。 もちろんすべての原因がねじれ腸ではありません。やはり食生活の問題も大きくかかわってきます。食物繊維や水分不足はよく知られていますが、これは便を硬くして排便時に切れて赤い血が出てしまういった状況になったりします。食事にプラスしてサプリメントや便秘に効くお茶などに頼ってみるのも1つの方法です。最近では便秘外来のある医療機関もありますので、検査で原因をつきとめ、それぞれにあった方法で薬や漢方その他による治療をしてもらうのもお勧めです。 注意しなければならないのは、腸の病気による便秘の場合があるということです。出血時の血の色は大腸がんであれば黒いと認識されていますが、赤い場合もないわけではありません。気になる場合には1度検査をすることが大事です。