有名人にも多くいる難病、潰瘍性大腸炎。

始めの症状は、高熱と血便でした。血便というのか、下痢が全部赤くなった状態のものが一気に出てきて、度肝を抜かれました。 内科でも、消化器科で内視鏡をやらないときちんと診断ができないとのことで、 その症状が潰瘍性大腸炎と分かったのは二ヵ月後でした。 大腸内視鏡で直腸に潰瘍がわかり、ポリープも見つかったのでレーザーで焼き切りました。 潰瘍性大腸炎には専用薬があるので、通常は専用薬の服薬、痛みがある時はステロイド注腸薬を使いました。 この病気では突然、腹痛があったり血便があるので、常に薬を持ち歩かなければ出掛けるのは心配です。 また、潰瘍やポリープが繰り返しできるので、年に一度ぐらいは大腸内視鏡を受けなければいけません。 潰瘍の位置は検査のたびに直腸だけでなくS状結腸など他の場所にも出来ます。潰瘍の多い時には、専用薬を増やすこともあります。 完治することはありませんが、定期的な通院をして適切な治療を受けていれば、怖い病気ではないです。

腹痛が続き潰瘍性大腸炎と診断された

私は幼少期から少し胃腸が弱く、刺激の強い食べ物を食べるとお腹を壊すことがありました。 高校に進学した頃にはその症状もかなりひどくなっており、普通に食事をしただけで毎日お腹を下している状態でした。そのうち治るだろうと楽観視していたのですが、授業中に何度もトイレに行かなければならなくなり、これはやはりおかしいと思い内科を受診しました。すると腸内の精密検査の結果潰瘍性大腸炎と診断されました。この病気は大腸に潰瘍ができることで下痢が出てしまう病気であり、ひどくなると手術を行わなければならないほどの難病と告げられたので、その日から投薬治療を開始することになりました。食事療法も合わせて行い、脂っこいものや動物性の脂質などはなるべく摂取しないように指示されました。潰瘍性大腸炎の治療を開始すると下痢の回数は少なくなりましたが、やはり刺激物を食べると症状がひどくなりました。これからも潰瘍性大腸炎に気長に向き合っていきたいです。

潰瘍性大腸炎と診断されました。

血便が出るようになりました。そして、血便が出ない日でも粘血便や下痢や腹痛の症状に悩まされるようになりました。季節性のものかと思って様子を見ていたのですが、体重も減少し始めたので、受診することにしました。秋に娘の結婚式が控えているため、健康な体で元気に出席したいという思いがあったからです。 大腸内視鏡検査をしなければいけないということで、日を改めて予約だけしてまた病院に行くことになりました。 実際に大腸内視鏡検査を受けた結果、潰瘍性大腸炎と診断されました。潰瘍性大腸炎は適切な治療で通常の社会生活が可能と言われました。このまま放っておいたら、大腸がんに進行した可能性もあったということでした。良くなったり悪くなったりを繰り返すので、治療を勝手にやめないようにという言葉をもらいました。食事制限が始まりました。ストレスを溜めこまないように、注意しています。娘の結婚式に出ることが楽しみなので、頑張ることができています。

薬が比較的効きやすい潰瘍性大腸炎

もともと牛乳を飲んだり、焼肉など、暴飲暴食した後にはすぐにお腹を下してしまう体質でしたが、普段は何ともないし生活に困る訳でもないので様子を見てしました。ところが半年ぐらい前から特にこれといって食生活を変えたわけでもないのに下痢がだらだらと続くようになってしまいました。なるべく水分を取るのを控えたり、脂っぽいものを避けたりなどと工夫はしてみましたが、なかなか良くならないどころかしまいには便に血が混じるようになってしまったため、一度病院を受診してみることにしました。 病院では簡単な問診のあと、腸の中にカメラを入れる検査を提案され、受けることにしました。下剤を飲んだりするのがなかなか大変でしたが、最終的に潰瘍性大腸炎と診断されました。 潰瘍性大腸炎は腸の中が炎症を起こす原因不明の病気で、ステロイドなどの治療薬を勧められたことから治療を開始しました。 なかなか頻回の通院と治療費はばかにはなりませんが、幸い症状も良くなり、早く見つけてもらってよかったと思います。