群発頭痛を悪化させる絶対にやってはいけないこと

群発頭痛の場合、これをやれば大丈夫だとか、これをやってはいけないとか、はっきりとした解決策はありません。症状や対処法も人によって違う可能性もありますが、とにかく私の経験上、これだけは止めておいた方がいいという行為を挙げてみました。 まず、ほとんどの方が同意していますが発作期にお酒を飲むと100%の確率で就寝時から明け方にかけて痛みに襲われました。この時の痛みは通常の痛みよりも明らかに長く続きます。 医学的にも、アルコールと群発頭痛には何かしらの因果関係があるらしく、医者からも必ず止められると思います。 次に、入浴です。痛みが起きてる時に痛みを緩和させようと風呂に浸かった時は、少し気分が和らいだのですが、発作期間中の痛みの無い時に長風呂をすると、その後の発作が悪化しました。 体を温めることは、発作を短くする効果があるらしいのですが過度に行うとかえって悪化させてしまうのかもしれません。 気圧の変化もてきめんです。天気をコントロールすることは出来ませんが、飛行機や登山は避けたほうがいいでしょう。

ほっておくと悪化する群発頭痛

私が群発頭痛の症状に侵されたのは今から1年ほど前のことです。 私はお酒が好きで自宅や居酒屋などで毎日大量のお酒を飲んでいました。そんな日常を続けてきたある日、その症状は突然訪れました。いつものように自宅でお酒を飲み、ソファーで普通にくつろいでいると、急に頭部右の片側あたりにズキズキとした激しい痛みを感じました。じっとしていることができず、家の中をぐるぐると歩き回りました。30分ぐらいたって、ようやく痛みが治まりました。この時の私はただの飲みすぎで頭が痛くなったんだと思い、そのまま放置してしまいました。しかしその日から症状が治まることなくむしろ悪化の一途を辿っていました。これ以上の症状の悪化を防ぐため、病院で診てもらうことにしました。そして診断の結果、群発頭痛だと言われました。 群発頭痛はアルコールの摂取過多でなると言われている病気です。お酒を飲むときは量に気を付けないといけません。実際私も以前のように大量にお酒を摂取することなく適量で飲むように心がけています。

私が群発頭痛を悪化させないために心がけていること

はっきり言って私は臆病です。 群発頭痛に伴うあの痛みを悪化させない為なら、どんな事でもするつもりで取り組んでいます。 付き合いが悪いといわれようがお酒は完全に止めました。会社の飲み会は、若い女性に混じってジュースで乾杯です。 たばこも止めて、今では手の平を返したように副流煙にも気をつけています。 さらに、普段から体を冷やさないように心がけ、冷たいものは極力摂らないようにしています。体に過剰に水分がたまることは血管に負担をかけることになるからです。 普段の食習慣ではマグネシウムやカフェインを積極的に摂るようにしています。 マグネシウムは頭痛の発生を防ぎ、カフェインは血管を収縮する作用があるのです。 激しい運動は控えますが、運動不足にならないように、ウオーキングでふくらはぎの筋肉を中心に鍛えています。 足のむくみは、水分バランスの異常を訴えるサインで、群発頭痛の悪化につながります。 私はこの生活習慣を守ることで、現在の発作休眠期が4年目に突入しました。

群発頭痛が悪化したときの対処

子供のころから頭痛持ちで、20代からは群発頭痛に悩まされています。市販の鎮痛剤を頻繁に服用していたこともあり群発頭痛は悪化するばかりでした。 薬を自己判断で服用し続けると症状が悪化することはあっても改善はしないし、私は頭痛から肩こりと目にチカチカした光が出て辛かったので脳神経外科を受診しましたが、検査で異常は見つかりませんでした。ただ、肩や首のコリの解消に筋肉注射を右肩と左肩とにして頂きました。 病院の先生の説明では、元々私が運動が苦手で本が好きなインドア派、仕事も事務職の内勤で一日同じ姿勢で過ごしパソコンばかり見ている現状が群発頭痛の回数を増やしている、生活スタイルの改善が頭痛も改善させるとのことでした。 血流を良くするためウォーキングが推奨されました。また、家で自転車こぎも適度の運動になります。毎日湯船にゆっくりつかることも大切です。それでも頭痛が出たときは、暗めの部屋で額を冷やしながら静かに横になると薬なしでも症状が楽になります。