頑張る前に休もう

私は高校時代から吹奏楽部に所属していました。毎日毎日練習に明け暮れていましたが卒業するころに肩や腕に耐えられない痛みを感じ病院に行きました。腱鞘炎だろうと診断され、しばらく楽器をふくのをやめなさいといわれましたが少しでも休むと実力が落ちてしまうことがわかっていて腱鞘炎を甘く見ていたので、その約束を守りませんでした。そのうち痛みから手のしびれに変わり、ついに楽器もペンも持てなくなってしまいました。病院へは行ったもののそれから何もしびれの対策をしなかったのです。 それから初めて楽器を吹くことをやめ、手を休ませることにしました。それだけでは痛みが取れませんでしたから、病院へ通いテーピングや湿布、クリームなどを使って治すことに専念すると、見る見るうちに改善されました。今でも完全には治っていませんが、テーピングをして楽器を続けています。あのまましびれも放っておいたら一生吹けなかったと思います。しっかり早期に対策を行いましょう。

手首の酷使が原因?

私が腱鞘炎になったのは高校生のときです。当時私は高校球児だったので野球に励む一方で、大学受験に備えて勉強も頑張っていました。野球でボールを投げる度に手首を使い、なおかつ勉強ではシャー芯がどんどんなくなる勢いでノートを取ったり問題を解いていました。 そんなある日、手首にしびれを感じました。しばらくは放置しておけば治るだろうと考えていましたが、徐々に鈍痛が現れたので医者に診てもらったところ、腱鞘炎だと診断されました。野球か字の書き過ぎかどちらが原因かは結局はっきりとしませんでしたが、しばらくの間両方とも控えることになりました。 2週間ほど手首を酷使するようなことを一切せず生活していると、徐々に痛みもしびれも引いていきました。それからは、野球でボールを投げるときのフォームを見直したり、勉強でも書くことを必要としない勉強の割合を増やすことで、腱鞘炎が再発することがないように努めました。それ以来、手首にしびれが出たりすることもなくなりました。

指のしびれや腱鞘炎を温めて治す

私は仕事でパソコンでのキーボード操作をすることが多いので、指がしびれたり、腱鞘炎になることもめずらしくありません。 そんなときには、ちょっと手を止めて、指のしびれをとるストレッチをするようにしています。 まず、手のひらを胸の前に持ってきて、指を開き、両手の指先だけを合わせます。つぎに息を吐きながら、1本1本の指を開けるだけ開いて、左右に同じ力をかけながら強く押すのですが、これを何回かくり返しているうちに、少しずつ指先があたたまってきて、腱鞘炎もラクになります。 じつは指がしびれるのは、キーボードを叩きつづけて指先から血の毛が引いてしまったことから起こっています。仕事をつづける際に大事なのは、これを解消することですから、私は左右の指どうしをこするようにして温めるようにしています。 また、家で余裕があるときには、洗面器にお湯を張って温めることもありますが、このようにすることで、指がとてもラクになります。