腹痛になった場合の食事

友人が先日夜中に腹痛になったときのことを伺いました。下痢をしており、食事も全くとることができなかったため、こまめに水分を補給することを意識していたとのことでした。 ネットで、「下痢やおう吐をしているときは脱水症状になりやすい。普段食事からも水分補給はされているので、食べれない分いつもより脱水になりやすい。」と書かれていたことをお思い出したとのことでした。 翌日腹痛がおさまらず、胃腸科で診てもらったところ、水分補給はとても大事とのことでした。先生いわく、「腹痛になった際の食事として、摂取可能なら刺激強い香辛料などは控えて、胃腸に負担が掛からない消化に良いものを意識してとると良い。」とおっしゃっていたそうです。また水分補給時にスポーツドリンクを飲んでいたのですが、気持ち悪くなったことを伝えると、スポーツドリンクは味や成分が濃いものが多いので、水で薄めて飲むことで、体に無理なく吸収されやすくなる、とアドバイスをもらったとのことでした。 これまで腹痛になった際には、悪いものを早く出すため、また体力をつけるために、なるべく食物繊維の多いものや体力が付きそうなものを取るように心がけていた私にとっては、まさに青天の霹靂でした。

腹痛時の食事について

腹痛を起こしているときは、まずその原因を知ることが大切です。何か食べ物にあたって下痢や腹痛が起きているときには、無理して食事を摂るのではなく、スポーツ飲料を飲むくらいにして様子を見ましょう。脱水症状を起こすこともあるので、しっかり水分は摂る必要があります。 また少しおなかがゆるいくらいの腹痛であれば、消化の良い食品を少しずつ食事に取り入れていきましょう。初めからたくさん食べるのではなく、徐々に量を増やしていくのが良いでしょう。おなかがゆるいときは胃腸も過敏になってるので、刺身などの生ものは控えたほうが安心です。肉類もしっかりと火を通すように注意しましょう。 腹痛は冷えが原因の場合もあります。また女性の場合、生理前や生理中におなかが痛くなることもあるでしょう。そういった場合には、体を温める食事が適しています。暖かいうどんや生姜を使ったメニューなどで体を芯から温めるようにしましょう。 そのほかに腹痛の原因として、ストレスによる心因性のものや食べ過ぎ、便秘などもあります。食べ過ぎの場合は脂っこいものを控え、野菜中心の食事をすることが大切です。便秘の際も、野菜をたくさん摂ることで腸内環境が整えられるでしょう。