お腹が張る腹痛の原因

ある朝起きると、キューっと腸の辺りが張っていて腹痛がありました。その痛みはどんどんひどくなり、お腹を抱えていないといられないほどになったのです。それまでにも同じような事がありましたが、その時はガスが溜まっていたためかオナラをすると治まるという感じでした。 ところがその日はオナラが出ず、ますますガスが溜まってお腹の張りがひどくなってしまいました。下からが無理なら上からゲップをすれば良い話ですが、何故か自然に出るはずのゲップが出ない体質で、本当に苦しい状態でした。 お腹を押さえながら病院へ行った所、やはりものすごくガスが溜まっている事が腹痛の原因だと言われました。便秘というのもあり、よけいに悪い条件が揃ってしまったという事で、便を柔らかくするお薬とガスが出やすくなるという処方薬を出されました。 出された処方薬を飲み始めてから、徐々にお腹の張りも痛みも治まり、ガスも出て楽になる事ができたのです。そして患部を温めるとガスが溜まらずお腹が張りにくくなるとわかりました。 病院の先生によると、世の中にはゲップができないという人が結構いるという事でした。食後に少しの間お辞儀をするような体勢を取ると、ゲップが出やすくなる、と教えてもらい実際やってみると本当に効き目があり、ガスが溜まる事は少なくなりました。

処方薬で起こる腹痛

私のママ友達の子供は、よく風邪をひくので病院で処方薬を貰うのだが、その処方薬が原因で腹痛を起こすと話していました。 そのお子さんはよく高熱を出し咳が止まらないといいます。検査の結果喘息ではなかったので、毎回同じような風邪をひいているとのことでした。そのため風邪が早く治るように処方薬として抗生剤を出されるのですが、この抗生剤を飲むと下痢をしてしまい腹痛が起こるそうです。 そのことを医師に相談したところ処方薬の中に整腸剤を混ぜてくれたそうです。するとひどい下痢は起こらないが、やはり軽い腹痛は起きてしまうそうで、薬を飲むのを異常に嫌がるようになってしまったそうです。 またそのお子さんはしょっちゅう中耳炎を起こしてしまい、耳鼻科にも頻繁に通っているそうです。中耳炎の薬というのはどうしても菌をやっつけるので抗生剤を処方薬としてもらうため、そこでも腹痛と下痢を起こすと言います。整腸剤を混ぜてもらってもあまり効果はないため、1度抗生剤なしの薬で対処してみたそうですが、中耳炎がなかなか治らず本人も辛そうだったと話していました。 今3歳のお子さんですが、もう少し成長すれば薬による腹痛もなくなるでしょうと医師には言われているそうです。それを信じて頑張って必要な時は薬を飲ませるしかないと話していました。

腹痛の際に処方される薬について

腹痛など、体に痛みが現れた際に処方される薬としては、解熱鎮痛剤がポピュラーです。解熱鎮痛剤は、今日では薬局やドラッグストアでも手軽に購入することができます。しかし、腹痛の際にこのような薬を服用する場合には思わぬ落とし穴があるのです。 もちろん、病院で適切な検査を受けた上での処方薬ならばなんの心配もなく、安心して服用することができますが、問題なのは薬局に行って自分の判断で市販薬を購入した場合です。 実はこれらの解熱鎮痛剤は、胃に負担をかけることが多いとされます。中には、軽食を取ってから服用しないと、人によっては副作用として胃潰瘍を引き起こすものまであるのです。 そして腹痛の原因が腸ではなく胃の異常である場合、体にかかる負担はさらに重大なものとなります。先に書いた胃潰瘍などの重篤な副作用が起こるケースもあるからです。 ですから、腹痛の際のお薬選びには慎重にならなければいけません。一番良いのは、ちゃんと病院を受診して診断を受けた上で、適切な鎮痛剤とともに胃薬などを処方してもらうことですが、事情があって処方薬を受け取れない場合にはかならず薬局の薬剤師に相談して薬を購入するべきなのです。