冷えによる腹痛の予防方法 〜医師が解説〜
体験談1 : 冷えによって発生する腹痛の予防方法
私は、昔から胃腸が弱い体質であったため、冷たい食べものを食べすぎたときや、冬場の気温や冷房の風に曝された際には、すぐに腹痛が発生していましたが、長年腹痛と付き合って行くうちに、次第に予防するための方法を編み出すことが出来ました。
予防において、一番大切なことは、身体を冷やさないことであり、冷えへの防御をしっかりと行うことです。
特に腹部への対策は重要であり、冷房で冷え過ぎた部屋や冬場の暖房が効いていない部屋で過ごす時には、腹巻を身に着けた上に、ブランケットでさらに温めると非常に高い防寒効果を感じました。
腹部だけでなく、手足の防寒も大切であり、出来る限りスカートではなく、パンツを履くようにして、パンツの下にも厚めのタイツを履くようにしました。自宅で過ごす時には、入浴後すぐに毛糸の靴下を履くようにして、出来る限り温まった足を冷やさない様に注意したところ、少しだけ、足から腹部に伝わる冷えを抑えることが出来るようになりました。
体験談2 : 冷えによる腹痛を改善
私は、元々お腹が強い方ではなかったために腹痛を発症する事は珍しくありませんでした。その為に、少しお腹が冷えただけでも腹痛を発症していたために自分でもどこか鬱陶しくなっていた部分もあって、治療する事となりました。
病院での治療では、様々な原因によって発症している事もあって一つ一つ改善していく事にしました。まず、胃が弱っていると言う事が原因の一つとしてあったために、強くするために内服薬を使用する事よって改善して行きました。
また、漢方を使用する事によって体全体を暖めると言った治療も行っており、私的にはこの方法が一番効果的であったと思います。
冷えによって発症していた腹痛に関しては、ツボ押しをする事によって改善していました。最初は半信半疑で行っていたのですが、漢方を服用してから行うとその効果は抜群であり、非常に効果がありました。
今では、頻繁に発症する事は無くなり昔に比べると改善したなと実感する事もあります。
体験談3 : 寒い日に起こる腰痛
私は十年ほど前に原動バイクにて事故を起こし、恥骨を骨折する大怪我をしました。
二ヶ月程の入院後退院し、今では普通に歩くことも可能です。日常に全くの支障はありませんが、冬の時期は文字通り古傷が痛むことがあります。
寒い日など、冷えからくる痛みは、事故で傷を負った恥骨ではなく、決まって腹痛という形で現れます。冷えることにより神経を刺激して、痛みを起こすのだと聞きました。体を冷やすとズキズキとうずくような痛みが出る為、カイロ等で腰痛部分を温めると和らぎます。
湿布などを選ぶ場合も、冷却効果のある湿布ではなく、温湿布などを使用するようにしています。冷たい空気の中に行くと、力が入ることからますます腰痛が悪化することから、腰巻きを使用する、厚着をする等をして、体を冷やさない努力が毎年欠かせません。
日頃の試みで腹痛は大きく改善されます。今後も冷やさない工夫を取り入れ、上手く腰痛と付き合っていきたいと思います。
体験談4 : 冷えによる腹痛
体が冷えるとお腹が痛くなったりします。私は、お風呂に浸からなかったり、薄着で寝たり、冷たいものばかり食べていたことが原因で腹痛がひどくなったことがあります。その痛みは、急に襲ってくることもあって、仕事中や、外せない時などに我慢すると余計にひどくなります。
冷えによって腹痛が起こることを改善するには、とにかく体を冷やさないことです。夏は暑いですが、しっかりとお風呂に浸かったり、薄着で寝たりせずに暖かい格好をして寝るといいです。
靴下を履くと冷えはひどくならないので常に履いておくといいと思います。体を冷やすと腹痛だけでなく、新陳代謝が悪くなったり、生理不順などの原因にもなります。
解消するまでに少し時間はかかりますが、地道に続けていくことが大切なので解消できたと思ってもやめないでください。やめてしまうとまた、元に戻ってしまうことがあるので注意してください。軽く運動するだけでもちがうのでためしてみては?
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<div class="heading"><img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/doctorsme-production/dm2/static/qa_res_icon/icon_doctor_1.png" alt="" class="image"><p class="title">医師からのアドバイス</p></div>
<p class="content">身体が冷えることで下痢や腹痛が起こることは多くの方が経験されていますが、メカニズムについては医学的に解明されているわけではありません。
恐らく、消化酵素が働きにくくなることで消化不良が起こることや、冷えが体力を減らし自律神経のバランスが崩れて腸の動きが過剰になることが関係していると思われます。
冷えを解消するためには、お腹を温めるだけでなく、腰骨の下の方や、手足の末端、太もも・足の付け根・首など大きな筋肉や太い血管の通っている所を重点的に温めるとよいでしょう。
使い捨てカイロは皮膚に直接付けると低温やけどになるので、下着や衣服の上に付けるようにします。足首を回す、爪先立ちをするなどの運動で筋肉を動かし熱を産生することも有効です。
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