長引く体調不良、、、原因は「夫」かも?!

なんだか体調が悪い日が続く、、、とお悩みの方。年齢によっては、更年期障害なのかもしれない、と心配する方もいるかもしれません。
しかし、その体調不良の原因は、身近にいる夫なのかもしれません!夫が原因で体調を崩してしまう病気を「夫源病」といいます。

夫源病について医師に聞いてみました。

Q1 夫源病とは?

夫源病とは、夫の何気ない言葉や行動、あるいは夫の存在そのものに対して、妻が強い不満を持つ状態がつづくことで、心身に不調をきたすストレス性の病気です。
病気とは言うものの、医学的な病名ではありませんが、30代から60代までの既婚女性に幅広くみられます。

Q2 どのような症状なのか?

次のような症状がある場合、夫源病が疑われます。

・夫が休みで家にいる日はイライラする。
・夫の言動にビクビクし、動悸が早まったり顔がのぼせたりする。

また、下記ような場合は夫源病が隠れていることもあります。

本態性高血圧(原因不明の高血圧)
突発性難聴
メニエール病
うつ病

通常の治療で回復しない場合には、一度夫源病の可能性を疑ってみるとよいでしょう。

Q3 もしかして私、夫源病?気付くためにはどうすれば?

体調は良くないけれど、原因がわからない場合、夫が家にいるかどうか、あるいは普段の夫の言動によって体調が左右されるかどうか自分を観察してみましょう。夫の状況によって、大きく症状が変わるようなら夫源病の可能性アリ、です。

Q4 夫源病になりやすい女性の特徴は?

・我慢強く、弱音を吐かない
・几帳面
・責任感が強い
・人に強く言われると、反論できなくなってしまう

上記のタイプの方に多いといわれています。うつ病に重なる部分があるともいえるでしょう。

Q5 原因となるストレスを作り出しやすい夫のタイプは?

・外と家での態度に大きなギャップがある。(外面がよい)
・妻に対して高圧的な物言いをし、家長意識が強い。
・家事や育児に協力的ではないが、文句や意見は言う。
・妻に対する行動の制約が多い。(行先や交友関係のチェックなど)

といったことが挙げられます。確かに、これでは一緒に生活をしていくのは厳しいかもしれませんね。

Q6 夫源病を未然に防ぐには?

夫源病自体、症状が出てから気づくことが多いので、予防策というと難しいのですが、下記などを参考にしてみてください。

・夫に言われっぱなしではなく、自分の意見を何らかの形で伝えること
・自分なりの楽しみや息抜きを見つける
・家庭外での交友関係を可能な限り快適に保ち、ストレス発散をする

また、友人に愚痴る、映画などに感情移入して泣く、カラオケなどもご本人が好きであれば効果があるでしょう。

Q7 夫源病の改善策を教えてください。

一旦、症状が出てしまったら、思い切って相手に自分のつらいところ、変えてほしいところを伝えてみるといいでしょう。なかなか思いが伝わらないようであれば、適度な距離を持つために、可能であれば家から一定期間、離れてみるのも有効です。