眼瞼炎/眼瞼縁炎/眼瞼皮膚炎とは
眼瞼炎/眼瞼縁炎、眼瞼皮膚炎はまぶた、まぶたのふちにできる炎症です。赤みをおびたり、湿疹、むくみ、ただれ、かさつきなどの症状がみられ、かゆみを伴います。 細菌やウイルスによるものと、薬品、化粧品、建材や接着剤などの化学物質や動植物などのアレルギーなどによって生じるものがあります。
眼瞼炎/眼瞼縁炎/眼瞼皮膚炎の症状
眼瞼炎/眼瞼縁炎、眼瞼皮膚炎の症状としては、赤みがでて、はれたりむくんだりします。かゆみがあるので、刺激してしまうと状態が悪化してしまい、充血を起こしたり、異物感を感じ涙が止まらないといった症状になります。まぶたに炎症を起こしてしまうので、目がよく開けず視界が遮られてしまうことになり、バランス感覚に支障がでてしまいます。かゆみが強いために目を強くこすってしまい、眼球や角膜に傷をつけることもありますし、まつげが抜けてしまうこともあります。また抵抗力が低下してしまうので、細菌感染を引き起こす原因にもなります。
症状が軽い場合にはまぶたが赤くはれてかさつく程度ですみますが、重症になると瞼の上下の皮膚が固く厚くなってしまいます。
眼瞼炎/眼瞼縁炎/眼瞼皮膚炎の原因
動物の毛や植物などのアレルギー、細菌やウイルスによる感染症などがあげられます。建物の建材や接着剤の使い始めなどの時期は免疫ができていないので、アレルギー症状がよくおこります。薬品や化粧品などの内容物によるアレルギーでもよく発症します。特にまぶたは皮膚が薄く影響を受けやすいので眼瞼炎/眼瞼縁炎、眼瞼皮膚炎になりうる理由としては化粧品を替えたときなどによく起こると報告があります。
細菌やウイルスなどの場合には、皮膚の粘膜から原因菌を吸収してしまうので眼瞼炎/眼瞼縁炎、眼瞼皮膚炎になりやすくなります。原因としては季節の変わり目や体調不良などの免疫力低下があげられています。目の場合はどうしても気になってしまい、触れてしまうことで刺激を与えて悪化することがあります。
眼瞼炎/眼瞼縁炎/眼瞼皮膚炎の治療法
眼瞼炎/眼瞼縁炎、眼瞼皮膚炎を予防するためには、手洗い、うがいが基本になります。また体調不良の場合には特にり患しやすいので栄養をたっぷり取って、十分な休息を取ることが大切です。アレルギー反応を持っているものはパッチテストを行い、自分でも理解しておくことが必要です。原因となる物質にふれなければならない場合には手袋やマスクをすることで防御することができます。
汗や涙、ほこりなども原因になりますので、洗顔やシャワーも大切です。特に化粧品の場合にはアレルギー反応が起きないかどうかをあらかじめ腕などで試してから顔につけることが必要です。
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