目の汚れが気になるとき、放置をするのは良くありません。目の汚れはなぜ病気につながるのでしょうか?
今回は、汚れが原因となる目の病気や、正しい予防方法について医師に詳しい話を聞いてきました。
例えば下記のような原因が挙げられます。
・コンタクトレンズの汚れ
・花粉
・砂ぼこり
・ペットの毛
・アイメイクなどの化粧品
・メイクのクレンジング剤
・まつ毛エクステンション
結膜炎は、花粉をはじめとして、ほこり・ダニ・ペットの毛・化粧品などが原因で起こりやすくなります。
<症状>:目の充血・目やに・痒みなど
角膜炎は、汚れなどによって黒目に傷が付くことが原因になります。
<症状>:ゴロゴロした目の違和感や痛み・充血・涙目・眩しさ・視力低下など
角膜潰瘍は、コンタクトレンズの汚れなどが原因で黒目に傷がつき感染を起こしたもので、早急に治療が必要になります。
<症状>:目の痛み・充血・涙目・目やに・視力低下など
ドライアイは、目のきわのアイメイクによってマイボーム腺がトラブルを起こし、涙の質が落ちることなどが原因になります。
<症状>:目の乾燥感・充血・異物感・視力低下など
眼瞼炎(がんけんえん)は、まつ毛エクステンションのグルー成分などが原因となります。
<症状>:まぶたがただれる・腫れ・痒みなど
グルーが目に入ると結膜炎・角膜炎・角膜潰瘍なども引き起こすことがあります。
・花粉の汚れは防腐剤フリーの目薬で洗眼して洗い流すこと(洗い過ぎないよう注意)
・花粉症用のメガネを使用する
・部屋の掃除をこまめにして花粉を残さないこと
・しっかりこすり洗いで汚れを落とすこと
・メイク前にコンタクトレンズを装着しておく
・レンズに問題があれば新しいものに変える
・装着して目に異常があれば眼科で受診する
・目の際のメイクは避ける
・まつ毛エクステンションで異常を感じたり、まつ毛が抜けて目に入る・目に当たる状態があれば眼科で受診する
また「目の汚れが心配だから」と必要以上に目を洗うとかえって目に傷がつくことがあります。
涙には目にとって必要な栄養素や角膜を保護する成分、細菌の侵入を防ぐ免疫成分なども含まれていますので、くれぐれも洗眼のし過ぎには注意するようにしましょう。
(監修:Doctors Me 医師)
今回は、汚れが原因となる目の病気や、正しい予防方法について医師に詳しい話を聞いてきました。
目が汚れる原因
目は、日常のあらゆる環境の中で汚れていきます。例えば下記のような原因が挙げられます。
・コンタクトレンズの汚れ
・花粉
・砂ぼこり
・ペットの毛
・アイメイクなどの化粧品
・メイクのクレンジング剤
・まつ毛エクステンション
目の汚れが原因となる病気
結膜炎
結膜炎は、花粉をはじめとして、ほこり・ダニ・ペットの毛・化粧品などが原因で起こりやすくなります。
<症状>:目の充血・目やに・痒みなど
角膜炎
角膜炎は、汚れなどによって黒目に傷が付くことが原因になります。
<症状>:ゴロゴロした目の違和感や痛み・充血・涙目・眩しさ・視力低下など
角膜潰瘍
角膜潰瘍は、コンタクトレンズの汚れなどが原因で黒目に傷がつき感染を起こしたもので、早急に治療が必要になります。
<症状>:目の痛み・充血・涙目・目やに・視力低下など
ドライアイ
ドライアイは、目のきわのアイメイクによってマイボーム腺がトラブルを起こし、涙の質が落ちることなどが原因になります。
<症状>:目の乾燥感・充血・異物感・視力低下など
まぶたの炎症(眼瞼炎)
眼瞼炎(がんけんえん)は、まつ毛エクステンションのグルー成分などが原因となります。
<症状>:まぶたがただれる・腫れ・痒みなど
グルーが目に入ると結膜炎・角膜炎・角膜潰瘍なども引き起こすことがあります。
目の汚れの予防法、対処法
いずれの場合も目に違和感を感じたら目をこすらないようにし、早急に眼科で受診しましょう。花粉の対策
・花粉の汚れは防腐剤フリーの目薬で洗眼して洗い流すこと(洗い過ぎないよう注意)
・花粉症用のメガネを使用する
・部屋の掃除をこまめにして花粉を残さないこと
コンタクトレンズの扱い
・しっかりこすり洗いで汚れを落とすこと
・メイク前にコンタクトレンズを装着しておく
・レンズに問題があれば新しいものに変える
・装着して目に異常があれば眼科で受診する
メイク・まつ毛
・目の際のメイクは避ける
・まつ毛エクステンションで異常を感じたり、まつ毛が抜けて目に入る・目に当たる状態があれば眼科で受診する
最後に医師から一言
涙や目やになどの症状がある場合、原因を排除しなければ治療をしても症状が続きますので、メイク・コンタクトレンズ・花粉・ハウスダストなどの問題がないか、いま一度見直してみるといいでしょう。また「目の汚れが心配だから」と必要以上に目を洗うとかえって目に傷がつくことがあります。
涙には目にとって必要な栄養素や角膜を保護する成分、細菌の侵入を防ぐ免疫成分なども含まれていますので、くれぐれも洗眼のし過ぎには注意するようにしましょう。
(監修:Doctors Me 医師)