高尿酸血症とは
高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が高い状態を指し、痛風の原因となります。高尿酸血症自体には、症状がありません。しかし、痛風になると足の指や関節が痛くなり、歩けなくなるほどの激痛を伴います。特に男性に多い病気で、中年層によくみられる病気です。
高尿酸血症の症状
高尿酸血症には、自覚症状はありません。しかし、高尿酸血症が原因で痛風になると、経験したことのないような痛みが起こり、歩けないほどの激痛となります。痛みの部分は赤く大きく腫れあがります。足の親指に症状が出ることが多くその部位はかなり大きく腫れます。高尿酸血症の原因
高尿酸血症の原因には、遺伝やプリン体の摂りすぎ、腎臓の病気や薬の影響などが挙げられます。尿酸は、プリン体を含む食事の過剰摂取によって血液中に蓄積されます。プリン体は魚介類や肉類、甘い物、アルコール(特にビール)に多く含まれてます。
高尿酸血症の治療法
・食事制限まずは、食事制限です。プリン体を多く含む食品を避けるように指導され、定期的に血液検査で尿酸値をチェックします。
高尿酸血症の人には肥満が多いため、プリン体だけではなく食事量も適切な量に減らして、野菜を積極的にとって、減量する必要があります。減量すれば、尿酸値にも変化が出てきます。
・薬の内服
尿酸の生成を抑える薬や、尿酸の排出を促す薬を飲みます。
尿酸値を薬で下げて、食事でプリン体を摂取しないように気をつける習慣をつけることが痛風発症の予防につながります。
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