思春期早発症ししゅんきそうはつしょう

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内分泌系の病気
子どもの病気
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医師監修

思春期早発症とは

思春期早発症とは、性ホルモンの影響によって子供が二次性徴に至るまでの性成熟が、平均の年齢よりも2年から3年ほど早い段階で始まってしまう状態のことを言います。まれに、脳などに問題を生じて引き起こすケースもあるため、注意が必要な病気です。

思春期早発症の症状

思春期早発症を発症すると、性ホルモンの影響が通常より早い段階で始まるという性質から、一時的に成長が著しく進みます。この成長が進行することにより、女子では、乳房の発達・月経の始まりなどを迎え、男児においては、声変わりや陰毛が確認できるようになります。
  
早期の段階で性成熟を迎えてしまうため、
・身長が低い状態のまま止まってしまう
・子供自身に成熟の自覚がない年齢に成長を迎えてしまうことで、心理的に混乱を呼ぶ恐れがある
などのリスクがあります。
  

思春期早発症の原因

思春期早発症を引き起こす原因は性ホルモンが早い段階から活動してしまうことにありますが、ホルモンの活動を促進してしまう理由となるものには、脳に問題が生じている場合があります。
  
これは、特に男児に多いとされる症状で、過誤腫や胚芽腫などの腫瘍を起因として性ホルモンの刺激が起こってしまう現象です。9歳未満年齢で睾丸の成長が確認されるような場合には、注意が必要となるでしょう。
  
また、女児は特発性の思春期早発症が疑われる傾向が多いとされています。この場合の原因は詳しく分かっておらず、原因が不明なものとして扱われています。

思春期早発症の治療法

思春期早発症に対する、確立した予防法などは特にありません。
  
しかしながら、LH-RHアナログなどの投薬によって、治療することが可能です。まだ幼年の段階で、乳房の成長などが見られる場合・身長が急激に大きくなる、などの症状が確認される場合には、最寄りの小児科を受診することが勧められています。
  
また、思春期早発症が脳腫瘍などに由来していると思われる場合においては、外科的手術などによって原因を解消する可能性があります。
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