毛孔性角化症/毛孔性苔癬もうこうせいかくかしょう/もうこうせいたいせん

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皮膚の病気
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医師監修

毛孔性角化症/毛孔性苔癬とは

毛孔性角化症/毛孔性苔癬とは、二の腕や背中、ふくらはぎなどにできる皮膚病の一つです。毛穴に合わせて発疹ができ、触るとざらざらとした小さな盛り上がりがあります。角質異常の一つですが、健康上に問題はありません。

毛孔性角化症/毛孔性苔癬の症状

症状は、いわゆるサメ肌と呼ばれる、小さな粟粒大の丘疹ができることです。腕の伸側に最も多く背中・腹・腕・脚など、さまざまな場所にできます。まれに軽いかゆみがある場合もありますが、ほとんどは痛みもかゆみもありません。
  
毛孔性角化症の特徴は、丘疹が毛穴から出ていることです。湿疹はすべて独立しながら群生して発生しており、触った感じがざらざらとしています。色はないものから赤みを帯びているものまであります。思春期の女性に発生することが多く、30~40代までには自然に治癒することがほとんどです。
  
毛孔性角化症は、治療を行わなくても問題はありませんが、美容上、気になる場合は塗り薬などで治療を行います。

毛孔性角化症/毛孔性苔癬の原因

毛孔性角化症が、にきびなど他の湿疹と大きく違うことは、その原因が細菌感染ではないことです。常染色体優性遺伝性という形式の遺伝性疾患です。尋常性魚鱗癬・アトピー性皮膚炎・肥満・糖尿病をよく伴うことも知られています。
  
毛孔性角化症は、毛穴に古い角質がたまることで起こります。肌は本来、古い角質は自然と剥がれ落ちていくものですが、何かしらの異常でそれがうまく機能せず、毛穴に角質がたまり、層をなして湿疹となっていきます。そのため、痛みやかゆみが生じることがあまりないのです。また、角質がたまってしまう原因は、体を洗うことが不足して角質がはがれないためではありません。
  
3~4%と有病率の高い疾患です。

毛孔性角化症/毛孔性苔癬の治療法

毛孔性角化症は、治療をしなくても問題はありませんが、ほかの皮膚病である可能性もあるので、気になる症状が出た場合は一度皮膚科を受診すると安心です。また、美容上で気になる場合、塗り薬などで治療をします。5%サリチル酸ワセリンや尿素軟膏など保湿を行う場合や、古い角質の除去などを行う場合があります。
  
普段の生活においては、皮膚を清潔に保ち、保湿を行うことが大切です。角質を落とそうとごしごしと皮膚を傷つけるような洗い方はよくありません。
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