足がかゆいと子どもが言うので見てみると、水ぶくれのようなものを発見!「もしかして水虫?子どももなるの?どこからうつった?」と心配になってしまう親御さんも多いと思います。

 

実は、子どもも水虫にかかる可能性があります。悪化させたくない、早く治してあげたい、と不安なご両親のために、治療法や予防法を小児科医の竹中先生に解説してもらいました。

 

 

目次

 

子どもの水虫とは? 

親子の足元

 

水虫は成年男性に多い病気だと思われがちですが、子どもにもよく起こる病気で、決して珍しいことではありません。小児科を受診される患者さんのお子様にもよくみられる症状です。

 

そもそも、どうして子どもが水虫になるのでしょう? 草履しか履かない江戸時代までは、水虫はなかったのではないかといわれています。その後西洋の文化が取り入れられ、足が蒸れるようになってきたので、水虫が流行したのではないかと考えられています。

 

裸足での教育が少なくなっているため、赤ちゃんでも幼稚園児でも靴下を履いたまま一日を過ごすことがあれば、誰でも水虫に感染することがありえます。

 

子どもだけに限ったことではありませんが、親御さんには下記の2点を心がけていただきたいと思います。

 

じめじめした所に注意

水虫は白癬(はくせん)菌という菌によって起こる皮膚の病気ですが、湿気たところを好み、乾燥を嫌います。

 

水虫に感染する場所は様々ですが、水虫であった人の皮膚の細胞が剥がれ落ちたものが付着して感染したり、または同じバスマットを使用したり、湿気たプールの更衣室や公衆のお風呂などで水虫に感染することもあります。

 

水虫かどうか自分で判断はしない

水虫かどうかという判断は、非常に難しいため必ず皮膚科を受診しましょう。皮膚科の先生を受診すると、顕微鏡で調べることで早ければ数分でわかります。その結果使うお薬が変わりますので、水虫の菌がいるかどうかをきちんと確認することが大切ですね。

 

 

子どもの水虫の症状は? 

子供の足裏

 

症状

手や足の裏の皮膚が薄く剥がれていくことがほとんどです。かゆみが出たり、ときに水泡が出たりもします。中には角質が硬くなって増えていってしまう水虫もあります。

 

赤ちゃんの場合に起こるのは、皮膚が破れて所々白いふやけた皮膚の残るような水虫のタイプが多いです。

水虫を疑うのはこんなとき

子どもの皮膚がはがれてきたり、かゆみがあったりするときは疑いましょう。

 

また、赤ちゃんはなかなかかゆいなどの表現をすることが難しく、ずっと気がつかない場合もあります。そのためお母様が見て、皮がむけていたりいつもと違う状態であったりすれば、皮膚科に受診して相談するのが良いでしょう。

 

 

子どもの水虫の原因・感染経路は? 

バスマットにのる子供

 

白癬菌は湿気た場所が大好きです。プールや温泉で同じバスマットを使用したり、水虫を持っている人と同じ環境で裸足で過ごしたりすると感染する危険性があります。

 

しかし裸足での教育というものは非常に大切なので裸足で遊んだ後は、足を拭くなど清潔にしてから、靴下や靴を履くようにして予防してあげましょう。

 

 

子どもの水虫の治療法 

子供の手にクリームを塗る

 

大人と変わらずクリーム剤を使用して菌を殺して治療します。

 

ひどい場合には飲み薬を使うこともありますが、赤ちゃんの場合には塗り薬で十分なことが多いのでそれだけで終わることが多いです。

 

 

子どもの水虫の予防法 

入浴する子供

 

清潔で乾燥した状態にしてあげることが一番です。

 

水虫かなと思ったら、まずは清潔に毎日お風呂に入って洗ってあげること、そしてしっかりと乾燥させてあげることが重要です。

 

 

最後に竹中先生から一言  

私自身も子どもが生後一年にならない頃、水虫ができてびっくりする経験をしました。子どもだからといって水虫にかからないわけではなく、きちんと清潔にしてあげることが大切なんだと教えられました。

 

どこからもらったのかなど原因を追求するのではなく、きちんと清潔にしてしっかり予防してあげることで、裸足で元気に遊ぶ習慣をつけるのはとても大切なことだと思います。

 

怪しいと思ったときにはお一人で悩まずに、皮膚科を受診されてくださいね。