巻き爪

カテゴリ
皮膚の病気
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医師監修

巻き爪とは

爪が異常なほど内側に湾曲して指に食い込んでしまう症状です。進行すると痛みを引き起こします。痛みをかばおうとして歩き方のバランスが変わり、腰痛などが起こることもあります。爪の見た目の問題だと放っておくと皮膚が化膿する可能性もありますので気をつけましょう。

巻き爪の症状

巻き爪の症状は、爪の先端が内側に強く湾曲した状態です。足の親指に症状が出ることが多いですが、親指以外の爪も巻き爪になることがあります。巻き爪には3つのタイプがあります。

「陥入爪(かんにゅうそう)」
爪が周囲の皮膚に食い込んでいる状態です。深爪が原因となることもあります。一番多い症状です。

「弯曲爪(わんきょくそう)」
陥入爪がひどくなったもので、両側の爪が爪と接している皮膚を挟み込むようにして「の」の字型に変形し、持ち上がったものです。

「爪甲鈎弯症(そうこうこうわんしょう)」
爪の外側が異常にぶ厚くなり、また同時に、異常に伸びてツノのような外観になってしまったものです。お年寄りに多く見られます。

巻き爪の原因

巻き爪の原因は、遺伝的な要素、スポーツや長時間の歩行と考えられてきましたが、寝たきりの高齢者にも巻き爪が多く発症しています。歩くときの地面を押す力で爪を平に保っているという説が出てきています。

また、巻き爪の先端の湾曲がきついからと爪切りで先を切ってしまうと、爪がどんどん皮膚に食い込んでいくので深爪はお勧めできません。爪の上に重たい荷物を落としてしまった場合も肉が炎症を起こして盛り上がると巻き爪になる可能性があります。

高齢者に多い「爪甲鈎弯症(そうこうこうわんしょう)」は内分泌障害なども原因となります(甲状腺機能低下症など)。これには有効な治療法はなく、ヤスリなどで爪の形を一時的に整えるしかありません。

巻き爪の予防/治療法

巻き爪の予防として、歩くことが重要だと考えられます。そして歩くときに履く靴もつま先がきつくない物を選ぶべきでしょう。かといってダブダブの靴は逆効果です。靴のサイズはちょうど良いものを選びましょう。

歩くときは親指に力が入っているか意識を向けると良いでしょう。深爪はせずにクリームなどで爪を柔らかく保ち、爪を整えるときはスクエアカットが理想です。足の先端と爪の先端が同じくらいの長さに爪を切り、爪の形は丸くせずに四角にします。角が引っかかることがないようにヤスリで整えます。そうすると爪の先が指の肉に食い込むことを防げます。

巻き爪の治療には手術をしたり、プレート、ワイヤーでの矯正があります。ただし、矯正をしても、正しい歩行でよく歩くことをしないと再び巻き爪は再発します。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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