発疹とは
発疹とは、水泡、斑、鱗屑、表皮剥離、亀裂、膿疱、丘疹、結節など、目で見える皮膚表面の状態の変化を指します。 水痘(水ぼうそう)や手足口病は発疹を伴う感染症です。アナフィラキシーショックの可能性がある場合は、すぐに受診する必要があります。
発疹の症状
発疹には、さまざまな病態があります。痛みや発熱といった症状が併発することもあります。発疹の色によって、紅班、紫班、白班などと呼ばれることもあります。水疱は、皮膚の内側に水が溜まる症状を指します。手の平、足の裏、口の中に水疱ができる手足口病が有名です。水疱と同時に神経痛のような痛みも現れることがあります。
発疹の原因
発疹の原因には、感染症による発疹や、感染症と無関係な発疹、薬の副作用による発疹などが挙げられます。感染症による発疹には、以下が挙げられます。
・水痘(水ぼうそう)
・手足口病
・風疹
・麻疹
・突発性発疹
・水いぼ など
感染症とは無関係は発疹には、以下が挙げられます。
・紫班病
・蕁麻疹
・小児ストロフルス
・膠原病 など
薬剤の副作用によって生じた発疹は、「薬疹」と呼ばれます。
発疹の治療
発疹の原因によって、治療法は異なります。発疹がひどくなっている場合は、皮膚科を受診してください。発疹の予防
感染症による発疹を予防するためには、人ごみの多い場所を避けることが大切です。ダニや蚊による発疹を防ぐには、布団やソファーなどダニが好みそうな場所を掃除して清潔を保ちましょう。山などに足を運ぶときは、虫よけスプレーを使用し、素肌の露出は最小限にとどめると予防につながります。
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