自粛生活が続くと「子供と何をして過ごしたらいいんだろう?」「おうちでできる楽しいことないかな?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
外出の機会が減った分、子供との遊びの幅も少なくなりますよね。そこで、おすすめなのが親子で楽しめる「料理」です。子供たちを主役にすることで、お手伝いをするきっかけにもなります。
今回は子供が大好きなお菓子をテーマに「親子で料理をする3つのメリット」「親子で作れる♪簡単お菓子レシピ3選」についてお伝えします。
親子で料理をする3つのメリット
普段は親子で料理をする機会はそれほど多くはないという家庭もあるでしょう。しかし、親子で料理を楽しむことには以下のようなメリットがあるのです。
遊びのひとつとして楽しめる
子供にとって料理はままごとの延長。バナナの皮むき、材料を混ぜるなど、年齢や興味に応じて子供のできるところをお手伝いしてもらうとよいでしょう。
子供の好奇心がくすぐられ、楽しみながら頑張れます♪
親子のコミュニケーションが増える
料理はメニューを決めるところから、食材選び、役割分担と、親子で話し合うことがいっぱい!子供の食への興味・関心も高められます。
感謝の心が育つ
一緒に料理をすることで、食事作りや後片付けなど作り手の大変さに気づくことができます。作ってくれた方への感謝の心を育めるでしょう。
親子で作れる♪簡単お菓子レシピ3選
ここで、親子で簡単に作れる3つのお菓子レシピをご紹介します。
子供ができるお手伝いポイントも記載していますので参考にしてみてくださいね。親子で「何をどうするのか?」を話し合いながら進めていくことで、絆も深まりますよ。
カラフルチョコバナナ
<材料> 6本分
・バナナ 3本
・板チョコ 3枚(50g×3枚)
【トッピング】
・アラザン、チョコスプレー、チョコペンなど 適量
【作り方】
① バナナは皮をむいて半分に切り、割りばしにさし、冷蔵庫に入れる。
② チョコレートは手で割り、ボウルに入れる。
③ 別のボウルに50℃のお湯を入れ、②を重ねてチョコレートを溶かす。
④ 冷蔵庫からバナナを取り出し、クッキングシートを敷いたバットのうえにバナナを並べる。バナナ全体にスプーンでチョコレートをつける。
⑤チョコレートが溶ける前にアラザン、チョコスプレー、チョコペンなどをかけ、冷蔵庫に入れてチョコを固めたら出来上がり。
◆お手伝いポイント◆
チョコバナナはお湯の扱い(火傷に注意)に気をつければほとんどお手伝いポイント!作りやすいおやつです。
とくに①のバナナの皮向きや④の飾りつけは小さな子供でも参加できて、楽しい!最後はお気に入りのアラザンで飾りつけをしてもらいましょう。
子供が喜ぶ♪フルーツ缶ゼリー
<材料>カップ約5個分
・フルーツ缶詰(固形部分) 150g程度
・粉ゼラチン 5g
・お湯(80℃以上)50ml
・ジュース(果汁100%、サイダーなど) 200ml
・砂糖 大さじ1
【作り方】
① フルーツは、大きければ食べやすい大きさに切る。粉ゼラチンは、お湯(火傷に注意)でふやかしておく。
② ジュースに①の粉ゼラチンと砂糖を混ぜる。
③ カップに①のフルーツを入れ、②を注ぎ入れる。
④③を冷蔵庫で2~3時間冷やし固める。
◆お手伝いポイント◆
フルーツ缶ゼリー作りは②混ぜる、③カップにフルーツを入れる工程は子供でもお手伝いがしやすいでしょう。
ぜひ、子供の好きなジュースで作ってみてください!
お店のような本格チーズケーキ
<材料>ケーキ型18㎝使用
・バター 30g
・ビスケット 70g(約10枚)
・生クリーム 100ml
・(a)クリームチーズ(室温に戻す)200g
・(a)砂糖 70g
・(b)プレーンヨーグルト 50g
・(b)卵 1個
・(b)レモン汁 大さじ1
・粉ゼラチン 10g
・お湯(80℃以上) 50ml
【作り方】
① ケーキ型から出るようにラップを敷く。バターは電子レンジ(600wの30秒)で溶かしておく。
②ビスケットをジッパー袋の中に入れ、すり棒などの棒で砕き、①のバターを入れて、混ぜ合わせる。
③②を①のケーキ型に敷き詰め、平らにならし、冷蔵庫に入れる。
④ ボウルに生クリームを入れ、泡だて器で七分立てになるまで泡立て、冷蔵庫で冷やしておく。
⑤ 別なボウルに(a)を入れ、木べらでなめらかになるまでよく練る。(b)、④を入れさらによく混ぜる。
⑥ 粉ゼラチンをお湯でふやかし、⑤に混ぜる。③に流し入れ、冷蔵庫で2~3時間冷やし固める。
◆お手伝いポイント◆
子供に任せるなら②のビスケットを砕く工程や、③のビスケットを型に敷き詰める工程がおすすめです。
また、⑤や⑥の練る・混ぜる(お湯以外)といった工程もお手軽なので、子供にお任せしてもいいかもしれません。様子を見てお願いしてみましょう。
親子で料理を作る際のポイント・注意点
簡単な工程のお菓子作りと言えども奥が深く、家族で料理を楽しむための注意点や工夫のポイントがあります。以下の点に気を付けてみてください。
料理の流れや注意点を説明する
子供はまだ危ないことを見極めるのが苦手です。料理をはじめる前に手順や注意すべき点について説明しておきしょう。また、包丁や火を使うときは見守りと声掛けも忘れずに。
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失敗しても怒らない
はじめは手がかかるかもしれませんが、失敗しても怒らないようにしましょう。料理をしていくうちに段々と慣れてくるものです。
まずはやる気を損ねず、チャレンジしていることを応援してあげましょう!親から褒められた経験が後々のやる気にも繋がります。
まとめ
今はお菓子キットも売っているので、こちらを利用するのも面白いでしょう。パッケージに必要な材料が記載されているので手軽に作れます。
ぜひ親子で楽しめそうなお菓子や料理をみつけて、おうちで過ごす時間を充実させてくださいね!
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プロフィール
- 監修:栄養士 横川 仁美
- 食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表。 お味噌汁レシピ研究家×薬機法に強いセールスライター。 管理栄養士を取得後、保健指導や重症化予防、ダイエットサポート、電話相談のカウンセリング等を通して、のべ2000人の方の食のアドバイスに携わる。現在はコラム執筆・監修、レシピ作成、オンラインでのダイエットカウンセリングを中心に活動。 薬機法・景品表示法・健康増進法の知識も生かしながらさまざまなライティング活動を行っている