顎関節症がくかんせつしょう

カテゴリ
口・あごの病気
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医師監修

顎関節症とは

主に、口を開くときに音が鳴ったり、あごに痛みがあって口が開きにくい症状のことです。あごの関節周りに異常が出て、一時的にあごが痛くなりしばらくしたら治っていたという軽い症状の人がほとんどです。重症になると、食事をとることも難しくなり、めまいや全身の痛みが出てくるため、手術が必要になります。

顎関節症の症状

顎関節症の症状は「あごの痛み」「あごから音がする」「口を開けにくい」といったものです。

10代半ばから30代の女性が多く発症しています。硬いものを食べたあとのあごの痛みなどは軽いものは自然に治ることもありますが再発を繰り返す人も多くいます。

あごの周りの筋肉は首や肩とつながっていますので、あごに負担がかかるということは、首から顔、肩の周りまでの筋肉にも負担がかかるということになります。これにより頭痛や肩こりも起こり出します。
そうなるとあごが痛いだけではなく、身体全体の不調にもつながっていきます。しかし、慌てて病院に駆け込む病気ではなく約9割は自然に回復しますので、あごに不調を感じた場合は、少し柔らかい食べ物を食べてあごを休ませながら様子を見ることが有効なこともあります。

顎関節症の原因

顎関節症の原因はあごの関節がずれてしまい開けたり閉めたりするためのスペースが狭くなることで、関節がこすれて音が鳴り、炎症を起こしてしまいます。それを放っておくと関節がひっかかるような感じがして口が大きく開けられなくなります。また、関節が炎症を起こしたりもします。

歯を食いしばるのも原因となります。人間はストレスを感じると知らずに歯を食いしばります。スポーツや仕事などに夢中になっている時も歯を食いしばっています。

歯並びが悪くてかみ合わせが悪くてもあごに負担がかかります。いつもどちらか一方の歯で噛むこともいつも同じ姿勢でいたりと、日常的に知らずによくやるクセや動作が顎関節症を引き起こします。

顎関節症の予防/治療法

顎関節症の予防としては、あごに負担をかける動作をしないことです。自分で繰り返し行ってしまうクセを自覚しましょう。

あごが痛くなった場合は、
・口は閉じておく
・痛いところを冷たくしたタオルなどで冷やす
・硬いものを食べない
・肩や首のストレッチを行う
・正しい姿勢となるように注意する(常に頬杖をついていないかなど)
・うつ伏せで寝るのはあごに負担がかかるので止める
など、細かいことに気をつけて過ごし、様子を見ましょう。

以前は歯並びが悪いとかみ合わせが悪くなり顎関節症になると考えられていて歯列矯正などで歯並びを変えることを推奨していましたが、その治療では半分も治療に成功したとは言えず、かえって悪化してしまうこともあったために、治療の考え方を変えて患者の痛みの少ない方法になっています。それが日常でできるストレッチ体操や生活習慣の指導です。
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