斜視の症状

外見的には、一方の目が正面を向いているのに、もう一方の目は内側や外側、あるいは上や下といった、異なる方向を向いているという大きな特徴が症状となって現れます。
また、目の機能としても、対象物が二つに見える、ずれている方の目の視力が極端に悪くなる、などの症状が現れますが、当人が先天的に斜視である場合には、生まれ持った視野に慣れているため、症状に気付きにくいです。特に、恒常性に斜視の上体である場合、遠近感を正しく獲得することが困難になり、球技などを行う際にボールの位置が把握しづらいなどの症状が出る場合があります。

斜視の原因

斜視の原因としてはさまざまなものが存在します。下記にそのうちの一部を挙げてゆきます。
・目を動かす筋肉の異常
・遺伝的要因
・神経の異常
・強度の遠視などによる片目の視力の低下
・その他の疾病
・事故などの外傷
いずれの場合にも、片方の目だけでしか対象物を正面から捉えられないため、ずれている方の目の視力が弱くなってしまいます。視力低下の進行を防ぐためにも、適切な対応が必要です。
また、斜視には間欠性のものと恒常性のものがあり、大まかには前者は「ときどき」後者は「いつも」症状が出ているものとされますが、間欠性のものが原因となって恒常性のものへ変化する場合もあります。

斜視の治療法

斜視は、お子さんの場合は、はやく気付き、必要な場合は治療を行うことが大切です。
お子さんの目の動きなどを観察し、気になる場合は受診しましょう。
また、視力低下を防ぐため、暗いところなどで目を酷使したりしないことも大切です。

また、斜視であることにより受ける心理的・肉体的ストレスのケアを怠らないことも大切です。特に外見に特徴的な症状を有するため、自分の見た目が気になったり、あるいは周囲から理解のない扱われ方をしたりすることがあるかもしれません。そうした場合には、手術などの選択肢があることもふまえ、専門の医療機関を受診するのがよいでしょう。