医師監修

おたふく風邪/流行性耳下腺炎/ムンプスとは

流行性耳下腺炎/ムンプスとは、一般的な名称では「おたふく風邪」と呼ばれている病気です。ムンプスウイルスに感染した場合、2〜3週間の潜伏期間のあとに耳下腺が腫れます。無菌性髄膜炎・睾丸炎・卵巣炎・難聴・膵炎などの合併症を併発する場合もあります。

おたふく風邪/流行性耳下腺炎/ムンプスの症状

ムンプスウイルスに感染すると、2~3週間の潜伏期間のあとに耳下線や唾液腺が腫れてきます。流行性耳下腺炎/ムンプスは通称ではおたふく風邪といいますが、その名のとおり顔がおたふくのように腫れ上がります。両側のことも片方だけのこともあります。また、顔の腫れる前後に発熱や疲れ倦怠感を引き起こすこともあります。
  
基本的に顔の腫れや熱は3日~7日ほどで治ることがほとんどです。ただしこの病気が厄介なところは合併症を伴うことで、髄膜炎、脳炎、睾丸炎、膵炎、難聴などの比較的重い病気を併発することが度々あります。そのため、専門医の診療を受けることが重要な病気です。

おたふく風邪/流行性耳下腺炎/ムンプスの原因

流行性耳下腺炎/ムンプスは、麻疹ウイルスの仲間である「ムンプスウイルス」が感染することによって起こります。 ムンプスウイルスは、耳の前の下方にある耳下腺や下顎の下にある顎下腺に感染するのが特徴です。 つばなどの飛沫をかいしてうつる飛沫感染で、非常に感染力が強いです。

おたふく風邪/流行性耳下腺炎/ムンプスの治療法

流行性耳下腺炎/ムンプスはワクチンによって予防することが可能です。おたふく風邪は基本的に症状がひどくならずに治ることが多いのですが、やっかいなことに重症に至りうる合併症を引き起こすことがあるため、ワクチンの接種を事前にしておくことが重要です。また、妊娠中に感染すると胎児に影響がでることも多いため、妊娠前に家族を含めてワクチン接種をすることが推奨されています。
  
ワクチンを接種しても10%は免疫が作られずにかかる可能性があります。とはいえ、免疫ができていない場合でもワクチンを接種しておくと、発症しても症状を軽く抑えられます。
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