手指関節靭帯損傷しゅしかんせつじんたいそんしょう

カテゴリ
運動器系の病気
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医師監修

手指関節靭帯損傷とは

手指関節靭帯損傷は、スポーツを行っているときの事故や、転倒、交通事故などにより、手指関節に強い外力が加わった時に起こります。手指に腫れや疼痛が起こるのが特徴で、痛みのために、指を十分に伸ばしたりすることができなくなります。手指PIP関節側副靭帯損傷と、母子MP関節尺側側副靭帯損傷がよく発生します。

手指関節靭帯損傷の症状

手指の関節の両側には、関節の外側に動揺性を制御するための側副靭帯という組織がありますが、その副側人体に外側へ大きな力が発生して負荷がかかった時に、傷んでしまった状態が手指関節靭帯損傷です。その直後から腫れあがったり、疼痛を感じるような症状がでます。

手指を動かすと痛みが激しくなるため、充分に曲げたり伸ばしたりすることができなくなります。靭帯が完全に断裂している場合は、片側への不安定性が認められ、靭帯が断裂している側と反対側への動きが大きくなるようになります。

通常のレントゲン撮影で発見することは困難で、関節に対して片側に力をかけた状態で、レントゲン写真撮影(ストレスレントゲン)を行い、骨と骨の藍だの開き具合を左右で比較して関節の不安定性を調べることにより診断確定します。

手指関節靭帯損傷の原因

手指関節靭帯損傷の原因は、スポーツを行っていたときの事故や、転倒、自動車やオートバイ事故など、側副靭帯に外側への大きな外力が加わったことによります。

一般的に浸透している『突き指』のような負荷がかかった時に受ける外傷で、レントゲン撮影などを行うことにより、骨折や脱臼、腱断裂などの他の疾患と見極めることが必要です。手指関節靭帯損傷の場合は、レントゲン撮影では、異変が発見できることはとても稀です。

靭帯が骨に付着していた部分が剥がれて剥離骨片が映ることが稀にあります。通常は関節に力をかけた状態で行う、ストレスレントゲン撮影を行うことにより、骨と骨の開き具合を左右で比較することにより、診断を確定することができます。

手指関節靭帯損傷の治療法

手指関節靭帯損傷にならないための予防としては、スポーツを行う際に事前に充分に事前運動をすることが重要です。手指を守るために、グローブやプロテクターを装着することなどが挙げられます。
また、痛みや腫れとしては一般的に突き指といわれる状態です。しかし、突き指と軽視せず、痛みや腫れが激しい場合は、医師の診断を速やかに受けることが必要です。
更に、自動車の運転やオートバイの運転などにおいては、交通事故を起こさないように十分に注意して運転することが重要で、無理な運転をしないことや、自分の技量に応じた運転を行うことなどが挙げられます。
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