手の震えの症状

手を動かそうとしたときに起こる震え、止めようとした時に起こりやすい震えと、常に起こるような震えなどさまざまなものがあります。

原因によって症状の程度も異なりますが、例えばパーキンソン病が原因の場合、症状が進行すると表情がなくなったり歩行に支障をきたしたりするほか、お水や食事を取ることが困難になったりすることもあるので、早めに病院に行って診察を受けることが大事になってきます。

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手の震えの原因

加齢


年を取ると特にこれと言った病気がなくても震えが起こることがあります。

手だけでなく頭、あご、唇、舌にも起こることがあり、じっとしていてもふるえることがあります。

病気(パーキンソン病)


原因となる代表的な病気がパーキンソン病です。

また、脳血管障害後など神経系統の障害やホルモンの病気、自律神経の乱れ、アルコール薬物依存症の離脱症状として起こることもあります。

薬の副作用


ぜんそくの治療に用いられる気管支拡張薬などの副作用として手の震えが現れることがあります。

原因不明


本態性震戦(本態性とは原因不明のこと)と呼ばれ、原因が分からないこともあります。

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手の震えの治療法

手の震えの予防としては、毎日手を動かしたり、体を鍛えたりすることが大切です。

ほかにも食生活に気をつけることが重要になってくるので、自分にできる範囲のことで行動していくことが重要となってきます。

また薬の副作用によっても引き起こすことがあるので、服薬中に震えが出たら主治医と相談して薬を調整しましょう。

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